人も犬も含め、すべての生き物は老いる。その老いにつれて加齢性白内障が現れてくる。老化現象であり、自然の摂理だ。生ある物の宿命だ。
白内障を大別すると、先天性白内障、若年性白内障、加齢性白内障の三つがある。白内障の発生には個人差があり、中年の頃に自覚症状がある人もおれば、かなりの高齢になっても目が丈夫な人もいる。
よほどの偏食粗食でもない限り、食べ物とは関係がないだろう。つまり、もって生まれたDNAの遺伝子の問題だろう。
現在の医療技術では加齢に伴う白内障を止めたり、治す薬はない。ましてや、健康補助食品のサプリメントで治るわけがない。
なのに、白内障が治ると宣伝広告している犬用サプリメントのあだ花がネット上にも咲き誇っている。科学的なデータを示してないインチキ商品だ。
白内障は目の中の水晶体(レンズ)のタンパク質の一部が変化して白くにごった状態なので、一度、白化した水晶体は二度と元に治すことはできない。つまり、それを治す薬もサプリメントもない。
人の白内障を治すのではなく、その進行を抑える薬については、効果があるという説と、効果がないという説がある。信頼できる科学的なデータが提示されてないので、多くの白内障の専門家は効果がないという否定的な見解だ。つまり、白内障の点眼薬も内服薬も科学的な信頼性のない薬だ。気休めにはなるかも知れない。
白内障は年老いて進行して生活に支障が出るようになったら、手術をすれば簡単に直る。
最新の白内障手術はプレチップ法と言う。目だけの局部麻酔で、片眼の手術時間は3分程度だとのこと。入院の必要はなく、その日に帰宅できる。三井記念病院などで行われている。予約制で2、3ヶ月も待たされるようだ。
犬の白内障の手術は全身麻酔で、手術時間は60分以上もかかるようだ。獣医界の技術力はきわめて低い。手術が終える前に、犬が麻酔死するのではないかと心配になる。歯石とりで麻酔死した愛犬も多い。獣医の麻酔技術もきわめて低い。
犬の白内障に効くと宣伝広告しているサプリメントの多くは、その有効成分としてプロポリスやルテインなどをあげている。屁理屈のこじつけの感が強い。詐欺師の詭弁に似ている。
プロポリスはセイヨウミツバチという特殊なミツバチが集めた蜜の中にある。殺菌性や抗酸化性のある成分だ。
その抗酸化性を宣伝に駆り出しているが、抗酸化性のある食べ物は他の普通の食べ物の中にも沢山ある。
ルテインはほうれん草やブロッコリーなどの緑黄色野菜や卵黄に多く含まれている。ルテインをサプリメントとして摂取する必要はない。偏食せずに、いろんな食べ物をバランスよく食べればよい。
カネが有り余ってその使い道がない人は寄付や献金のつもりで白内障の薬やサプリメントを買ったらよい。儲けて喜ぶ人も多いだろう。
白内障になり、ほとんど目が見えないという愛犬とその飼い主に会ったことがある。散歩中だとのことだった。
その愛犬は一見して老犬とわかったが、目が見えないとは思えないほどの足取りだった。
目が見えなくなった最初の頃は、愛犬は家庭内のいろんな家具や壁にぶつかったりしていたが、徐々にその生活にも慣れてきたとのことだった。
白内障の薬やサプリメント、手術の話はお互いにしなかった。
優しい飼い主がいて、目が見えなくなっても散歩にも連れ出してもらえる愛犬は幸せな生涯だと満足し、飼い主に感謝ているのではないかと思っている。
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狂犬病予防注射の問題点については通常のHPにも詳述。


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なのに、白内障が治ると宣伝広告している犬用サプリメントのあだ花がネット上にも咲き誇っている。科学的なデータを示してないインチキ商品だ。
白内障は目の中の水晶体(レンズ)のタンパク質の一部が変化して白くにごった状態なので、一度、白化した水晶体は二度と元に治すことはできない。つまり、それを治す薬もサプリメントもない。
人の白内障を治すのではなく、その進行を抑える薬については、効果があるという説と、効果がないという説がある。信頼できる科学的なデータが提示されてないので、多くの白内障の専門家は効果がないという否定的な見解だ。つまり、白内障の点眼薬も内服薬も科学的な信頼性のない薬だ。気休めにはなるかも知れない。
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最新の白内障手術はプレチップ法と言う。目だけの局部麻酔で、片眼の手術時間は3分程度だとのこと。入院の必要はなく、その日に帰宅できる。三井記念病院などで行われている。予約制で2、3ヶ月も待たされるようだ。

犬の白内障に効くと宣伝広告しているサプリメントの多くは、その有効成分としてプロポリスやルテインなどをあげている。屁理屈のこじつけの感が強い。詐欺師の詭弁に似ている。
プロポリスはセイヨウミツバチという特殊なミツバチが集めた蜜の中にある。殺菌性や抗酸化性のある成分だ。
その抗酸化性を宣伝に駆り出しているが、抗酸化性のある食べ物は他の普通の食べ物の中にも沢山ある。
ルテインはほうれん草やブロッコリーなどの緑黄色野菜や卵黄に多く含まれている。ルテインをサプリメントとして摂取する必要はない。偏食せずに、いろんな食べ物をバランスよく食べればよい。
カネが有り余ってその使い道がない人は寄付や献金のつもりで白内障の薬やサプリメントを買ったらよい。儲けて喜ぶ人も多いだろう。

その愛犬は一見して老犬とわかったが、目が見えないとは思えないほどの足取りだった。
目が見えなくなった最初の頃は、愛犬は家庭内のいろんな家具や壁にぶつかったりしていたが、徐々にその生活にも慣れてきたとのことだった。
白内障の薬やサプリメント、手術の話はお互いにしなかった。
優しい飼い主がいて、目が見えなくなっても散歩にも連れ出してもらえる愛犬は幸せな生涯だと満足し、飼い主に感謝ているのではないかと思っている。

















狂犬病予防注射の問題点については通常のHPにも詳述。







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