イカさちジャーナル DX

さちことやわらかイカの周りの狭い世界のおはなし

まゆげ

2006年05月01日 20時42分12秒 | さちこ
あれは10年以上前のことだったであろうか・・・
お母ちゃんが私に言った

「あんたっ!
 あんまり眉毛ば抜いたり剃ったりしよったら 生えてこんごとなるよ!」


お母ちゃんがうら若き乙女の頃、細い眉毛が大ブームだったらしいのだが
その時抜いた眉毛が、現在まったく生えてこないのだという

お母ちゃんはいかにして眉毛が生えてこなくなったか、
いかに眉毛がありがたいか、
またいかに眉毛のない人生がつらいかを切々と語った

でも当時、私の眉毛は剃っても抜いてもボウボウに生え続けていた
もうペンペン草並みの生命力なのだった

私はお母ちゃんの忠告を無視し、せっせと毛を抜き続けた

そんな私も三十路をとうに超え、体のあちらこちらに衰えを感じ始める年齢になってしまった

そして・・・
おおなんということだ!
私の・・・私の眉毛が・・・


社犬のサム君でご説明しましょう
     ↓
朝、描きたての私の眉毛はこのとおり立派な姿です
(この際、絵の下手さには目をつぶりましょう・・・)
        



そりが、夕方になると
      ↓



ナント!左の眉尻がつるつるです ( ̄▽ ̄;)
消えちゃってるのです。眉尻・・・

そして、全体的に薄~かとです・・・

そう。。。
お母ちゃんの宣告どおり、私のまゆ毛、キッパリ!と生えてこんごとなってしまいました

彼女は時代の生き証人だったのだ!


先人の言うことは、おとなしく聞いとくもんです。。。ハイ(*- -)(*_ _)

この教訓を胸に、これからの人生を半まゆ女として立派に生きていこうと思います。。。ハイ(*- -)(*_ _)


※途中から文体が「ですます調」に変わってしまいましたが、細かいことは気にせんでくらはい・・