日々の中で

とにかく多忙な日々だ。体が2つ嫌！3つ欲しい。
俺は経済評論家なるものを職業としている。
自慢じゃないが、かなり売れてる・・・。
大学の准教授でもある。教授も夢じゃない。
ただ、俺の性格に難アリだそうで、アシスタントを雇うにも1日で辞めていくのだ。
はぁ～何とかならないものか。

フェイスブック片手にアイスコーヒーを飲む。「美味しい」素直に思った。
そこへ唯一の親友がアイスカフェオレを片手に「何、ため息ついて」とやってくる。
俺の窮地を察しての事だ。親友が息子をアシスタントにどうかと話して来た。
とりあえず合ってみるだけと、話し面接をする。

親友の息子・・・。

合ってみると、とにかく鍛えがいがある。「よし！決めた！アシスタントになってもらう」

スケジュール管理、書類整理、その他モロモロだ。
なんだかんだと続いている。

仕事が溜まってきた。今日はやばい仕事場に泊まりだ。
そんな時、アシスタントが「朝、飯を用意してきます」と甲斐甲斐しく話して仕事を終えた。

何を用意してくれるのか？少し楽しみだ。
「ん？」ただのアシスタント！親友の息子！
何故か仕事が捗る。