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日々徒然です

カフェにようこそ!

心温まる

2013-04-08 02:39:26 | 小説
会社の帰り、静かな所で本を読める所を探していた。
ここは、俺にピッタリだ。「コーヒーを」「かしこまりました」
最近ハマっている小説を読む。コーヒーも美味しい。
客は、カウンターとテーブルに居るが、気にせずに読める。

今日は読むぞ!と意気込む。
が、なかなか進まない。おかしい?
会社で同期の、いつもつるんでいる奴が幸せ事を言っていた。

最近、あいつは疲れているようだった。どうしたのか聞くが「いや」と答えるだけだった。俺も詮索しなかった。
休憩が一緒になり、嬉しそうに話していた。
耳を疑った。あいつの一番は俺だと思っていたからだ。

パートナー

2013-04-08 02:09:54 | 小説
プレゼンに成功した。嬉しかった。

あいつとは同期入社だった。部署は違っていたが噂は届いていた。
同期の中で、もう一人の奴とつるんでいた。
三年ぐらい経った時、あいつが辞める事がわかった。ヘッドハンティングされるのだと思っていた。
辞めて直ぐくらいの時、居酒屋で合った。意気投合した。
会社にいた頃は遠巻きだったけど、話すと知らない一面もわかって面白かった。
何度か話していたが、話しつきなくて、あいつのマンションに行ってまでも話した。
会社を立ち上げた事がわかった。ビックリだった。
今度、プレゼンがあるようだった。何社か出して決めるとの事だった。
俺に出来る事があるなと、色々と手伝った。自分の会社の後で、だったから正直疲れも溜まっていた。でも、嬉しかった。

プレゼンの日、俺は朝からソワソワしていた。
「成功した」との連絡が入り、就業と共に、あいつの所に寄った。
祝杯と称して、高級ホテルの食事をした。
やっぱり話しつきなくて、あいつのマンションに寄って話した。

そのまま、一夜を共にした。あいつのマンションへはよく行っていたのに。ベットを共にするなんて!
次の日が偶然にも休みだった。
「おはよう」と話すが、直ぐに抱き合った。
幸せな気持ちになった。抱かれたかったのか?いや、抱かれたかったのだ。体は正直だ。
お互いに求め合う。夕焼けを見ながら何度もキスをする。やっぱり体は正直だ。