●らしさとは何か
辞書にはこう書かれている。
らし‐さ
1 《接尾語「らしい」の語幹に、接尾語「さ」の付いた語》名詞や形容動詞の語幹に付いて、そのものの特徴がよく出ていることを表す。「自分―」「子供―」「確か―」
辞書にはこう書かれている。
らし‐さ
1 《接尾語「らしい」の語幹に、接尾語「さ」の付いた語》名詞や形容動詞の語幹に付いて、そのものの特徴がよく出ていることを表す。「自分―」「子供―」「確か―」
2 《単独で用いて》その人や物事の特徴。「―を発揮する」
そのものの特徴がよく出ていることを表す。
となっているけれども
男らしさ(おとこらしさ)とは、これが男性の特性(あるいは特徴・要件等)である、と特定の話者や特定の集団が想定している観念群のことである。「女らしさ」という観念に対置されるもの。
女らしさ(おんならしさ)とは、これが女性の特性(あるいは特徴・要件等)である、と特定の話者や特定の集団が想定している観念群のことである。「男らしさ」に対置される観念。
「男らしさ」「女らしさ」は、文化圏、地域、宗教の教派、歴史、時代、世代、家庭環境、個人の嗜好などの影響を受けつつ形成され、多様である。同一地域、同一文化圏であっても、時代とともに変化してゆくことは多く、ある人が思い描く「男らしさ」「女らしさ」も、年齢や経験とともに変化してゆくことは多い。
これが生物学的差異に由来するものか、文化的に醸成されたものに過ぎないのかは議論がある。例としては、前者には脳の性差、ホルモンの違いなどで性格の傾向が規定されている可能性、後者には躾(しつけ)・社会環境による人格形成への影響などが挙げられる。
Wikipedia
より
より
大和撫子
やまと‐なでしこ【大‐和×撫子】
1 ナデシコの別名。
2 日本女性の清楚な美しさをほめていう語。
大和撫子とは辞書で調べると「(か弱いながらも、りりしい所が有るという意味で)日本女性の美称」と書かれてます。
やまと‐なでしこ【大‐和×撫子】
1 ナデシコの別名。
2 日本女性の清楚な美しさをほめていう語。
大和撫子とは辞書で調べると「(か弱いながらも、りりしい所が有るという意味で)日本女性の美称」と書かれてます。
らしさは日本語の中でも特筆される言葉では無いかな。
専門家では無いので詳しくは言えないけれども
今 イメージとしてこれが日本から消えていく
そんな感じがしている。
この言葉の裏にも私は優しさが有るのでは無いかと思う。
専門家では無いので詳しくは言えないけれども
今 イメージとしてこれが日本から消えていく
そんな感じがしている。
この言葉の裏にも私は優しさが有るのでは無いかと思う。
昔から使われている言葉はこの日本の湿気の多い土壌から生まれ出ている。
良いか悪いかは別にして先祖が作り守ってきたモノを
差別用語も含めて
今一度考え治していく時期では無いかな。
★
★男女共同参画ゼミ 本文
https://www.center-mie.or.jp/frente/data/zemi/detail/475
第2回 ジェンダーが女性にあたえる心理的影響
1.ジェンダーが女性にあたえる心理的影響
従来、男女の性格や特性は違っていて、
女性は「素直、優しい、かわいい、受身、よく気がつく、感情的、人をたてる…」などの「女らしさ」を備えるものとされ、
男性は「強い、たくましい、積極的、判断力がある、理性的、自分を持っている…」などの「男らしさ」を備えているとされてきました。
しかし、男女の法的・社会的差別がなくなり、多くの女性が社会的訓練の機会を得るようになると、これらの傾向がその性に共通して見られる特性ではなく、女性も男性もそれぞれ持っている個性は個人でバラバラであることがあきらかになりました。
また科学が発達し遺伝の仕組みや性別の分かれ方など明らかになると、「女らしさ・男らしさ」といったものは、生物学的な性差からくるものではなく、人間が社会生活を営む中で、男性中心の社会構造や性役割分業を維持するために「こうあるべき、こうあって欲しい」と求めてきた「期待される特性」であって、先天的に備わっているものではないこともわかってきました。
★
★女らしさ・男らしさ - Welcom
http://hiroitz.sakura.ne.jp/styled-46/index.html
日本の高校生は女らしさ・男らしさを否定? 2006.4
日本青少年研究所「高校生の生活と意識に関する調査」(2003年調査)
ジェンダー・フリーが政治問題になっている。ジェンダー・フリーは女らしさや男らしさを否定するものだという批判である。そのように批判する人は、何が男らしさで、何が女らしさなのかを、はっきりさせてもらいたい。同じジェンダー・フリー批判論者でも、人によって様々だろうから。
2004年2月17日付の『読売新聞』社説は、 日本の高校生は「男は男らしく」「女は女らしく」といった意識が他の国より突出して低いと報じた。 その根拠は、日本青少年研究所などが、日本、アメリカ、中国、韓国の高校生を対象として行った「高校生の生活と意識に関する調査」である(2003年調査)。
「新しい歴史教科書を作る会」のホームページでは、八木秀次が、この調査を取り上げて、次のように述べている。「日本の教育の異常さが国際比較によって明らかとなった」「これはジェンダーフリー教育などという性差を否定する教育を行政主導で行っている日本だけに見られる得意な現象である」「我が国の教育全体が他国と比べて特別に病んでいる」。
これを受けてか、新聞に「男らしさ・女らしさを育てます」というような一面広告を出す私立学校も登場した。
それで、この調査を読んでみた。以下は、「全くそう思う」「まあそう思う」の合計(問19−9)。
女は女らしく 日本 男子38.9% 女子22.5%
米国 男子61.0% 女子55.5%
中国 男子75.9% 女子68.0%
韓国 男子61.3% 女子32.3%
男は男らしく 日本 男子49.2% 女子40.4%
米国 男子65.1% 女子62.4%
中国 男子83.0% 女子79.7%
韓国 男子67.4% 女子40.9%
確かに、日本は男女とも「らしくすべきだ」という意識は最も低い。
中国がきわだって高く、アメリカも意外に高い。
女らしさについては、日本の女子と韓国女子が否定的で、
アメリカの女子は極めて肯定的である。
男らしさについては、中国男女がとくに高い。
だが、何が「女らしさ・男らしさ」なのかが問題である。
その中身によって、「らしくすべきだ」という意識も違ってくるのだから
この調査では、20項目について、女らしさか、男らしさかを尋ねている
(問12)。
以下は、男女別の回答で、
男らしいと答えた割合が、女らしいと答えた割合より、
倍以上多かったものをピックアップした
(同様に、その逆も)。
( )内は、倍以上差があるものの、30%以下と低い数値のもの。
★
★「これって変じゃない?」にツッコミを!“女らしさ・男らしさ”の呪縛から子どもを解放するために親ができること【治部れんげ】
https://woman-type.jp/wt/feature/13170/
社会に出て、結婚して、子どもを産んで。
ライフステージが変わるその時々で、「女であること」を理由にモヤモヤする場面は少なからずある。
よく見渡せば、「女らしさ」「男らしさ」のステレオタイプもまだまだ多い。
せめて我が子には、性別にとらわれず、伸び伸びと自由に生きてほしい。
そう思ったとき、親には何ができるのだろう。
そこで、フリージャーナリストの治部れんげさんを訪ねた。治部さんの2人のお子さんは、社会が決めた「女らしさ」「男らしさ」にとても敏感だ。
★
★女らしさがつくられたものなら、男らしさは生まれつき? - note
https://note.com/dubooks/n/nf4162043ae33 2019/05/21 DU BOOKS
「女の子は生来的に数学が苦手だとか、月経周期のせいで優れたリーダーにはなれないという意見に対しては、批判と、豊富な証拠に根差した反論が向けられる。しかし男の子と男性に関しては、私たちはいまだに、彼らの問題点も短所も、そして長所も、生物学的な結果なのだという考えにしがみついている。女らしさはつくられたものだが、男らしさは生まれつき、というわけだ」(本文より)
★
★身体の男らしさ ・女 らしさと自尊感情の関連について - J-Stage
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjoffamilysociology1989/7/7/7_7_69/_pdf 大山治彦
1. 問題・目的
身体の男らしさ・女らしさとは、性別の違いによって、その身体に対して社会的に期待される特性と定義できよう。
この身体の男らしさ・女らしさに関する研究は、「男は仕事、女は家事・育児」という社会的な性別役割分業やパーソナリティレベルの男らしさ・女らしさに関する研究と比較すると、周縁的なテーマであったように思われる。
これは社会学全般において、身体があまり論議されてこなかったことと無関係ではないだろう。
★
★女らしさ・男らしさについて
-女性的/男性的・ジェンダー・性差心理学の世界-
https://honkawa2.sakura.ne.jp/2482.html
図録男らしさ・女らしさに関する意識の国際比較
良いか悪いかは別にして先祖が作り守ってきたモノを
差別用語も含めて
今一度考え治していく時期では無いかな。
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★男女共同参画ゼミ 本文
https://www.center-mie.or.jp/frente/data/zemi/detail/475
第2回 ジェンダーが女性にあたえる心理的影響
1.ジェンダーが女性にあたえる心理的影響
従来、男女の性格や特性は違っていて、
女性は「素直、優しい、かわいい、受身、よく気がつく、感情的、人をたてる…」などの「女らしさ」を備えるものとされ、
男性は「強い、たくましい、積極的、判断力がある、理性的、自分を持っている…」などの「男らしさ」を備えているとされてきました。
しかし、男女の法的・社会的差別がなくなり、多くの女性が社会的訓練の機会を得るようになると、これらの傾向がその性に共通して見られる特性ではなく、女性も男性もそれぞれ持っている個性は個人でバラバラであることがあきらかになりました。
また科学が発達し遺伝の仕組みや性別の分かれ方など明らかになると、「女らしさ・男らしさ」といったものは、生物学的な性差からくるものではなく、人間が社会生活を営む中で、男性中心の社会構造や性役割分業を維持するために「こうあるべき、こうあって欲しい」と求めてきた「期待される特性」であって、先天的に備わっているものではないこともわかってきました。
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★女らしさ・男らしさ - Welcom
http://hiroitz.sakura.ne.jp/styled-46/index.html
日本の高校生は女らしさ・男らしさを否定? 2006.4
日本青少年研究所「高校生の生活と意識に関する調査」(2003年調査)
ジェンダー・フリーが政治問題になっている。ジェンダー・フリーは女らしさや男らしさを否定するものだという批判である。そのように批判する人は、何が男らしさで、何が女らしさなのかを、はっきりさせてもらいたい。同じジェンダー・フリー批判論者でも、人によって様々だろうから。
2004年2月17日付の『読売新聞』社説は、 日本の高校生は「男は男らしく」「女は女らしく」といった意識が他の国より突出して低いと報じた。 その根拠は、日本青少年研究所などが、日本、アメリカ、中国、韓国の高校生を対象として行った「高校生の生活と意識に関する調査」である(2003年調査)。
「新しい歴史教科書を作る会」のホームページでは、八木秀次が、この調査を取り上げて、次のように述べている。「日本の教育の異常さが国際比較によって明らかとなった」「これはジェンダーフリー教育などという性差を否定する教育を行政主導で行っている日本だけに見られる得意な現象である」「我が国の教育全体が他国と比べて特別に病んでいる」。
これを受けてか、新聞に「男らしさ・女らしさを育てます」というような一面広告を出す私立学校も登場した。
それで、この調査を読んでみた。以下は、「全くそう思う」「まあそう思う」の合計(問19−9)。
女は女らしく 日本 男子38.9% 女子22.5%
米国 男子61.0% 女子55.5%
中国 男子75.9% 女子68.0%
韓国 男子61.3% 女子32.3%
男は男らしく 日本 男子49.2% 女子40.4%
米国 男子65.1% 女子62.4%
中国 男子83.0% 女子79.7%
韓国 男子67.4% 女子40.9%
確かに、日本は男女とも「らしくすべきだ」という意識は最も低い。
中国がきわだって高く、アメリカも意外に高い。
女らしさについては、日本の女子と韓国女子が否定的で、
アメリカの女子は極めて肯定的である。
男らしさについては、中国男女がとくに高い。
だが、何が「女らしさ・男らしさ」なのかが問題である。
その中身によって、「らしくすべきだ」という意識も違ってくるのだから
この調査では、20項目について、女らしさか、男らしさかを尋ねている
(問12)。
以下は、男女別の回答で、
男らしいと答えた割合が、女らしいと答えた割合より、
倍以上多かったものをピックアップした
(同様に、その逆も)。
( )内は、倍以上差があるものの、30%以下と低い数値のもの。
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★「これって変じゃない?」にツッコミを!“女らしさ・男らしさ”の呪縛から子どもを解放するために親ができること【治部れんげ】
https://woman-type.jp/wt/feature/13170/
社会に出て、結婚して、子どもを産んで。
ライフステージが変わるその時々で、「女であること」を理由にモヤモヤする場面は少なからずある。
よく見渡せば、「女らしさ」「男らしさ」のステレオタイプもまだまだ多い。
せめて我が子には、性別にとらわれず、伸び伸びと自由に生きてほしい。
そう思ったとき、親には何ができるのだろう。
そこで、フリージャーナリストの治部れんげさんを訪ねた。治部さんの2人のお子さんは、社会が決めた「女らしさ」「男らしさ」にとても敏感だ。
★
★女らしさがつくられたものなら、男らしさは生まれつき? - note
https://note.com/dubooks/n/nf4162043ae33 2019/05/21 DU BOOKS
「女の子は生来的に数学が苦手だとか、月経周期のせいで優れたリーダーにはなれないという意見に対しては、批判と、豊富な証拠に根差した反論が向けられる。しかし男の子と男性に関しては、私たちはいまだに、彼らの問題点も短所も、そして長所も、生物学的な結果なのだという考えにしがみついている。女らしさはつくられたものだが、男らしさは生まれつき、というわけだ」(本文より)
★
★身体の男らしさ ・女 らしさと自尊感情の関連について - J-Stage
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjoffamilysociology1989/7/7/7_7_69/_pdf 大山治彦
1. 問題・目的
身体の男らしさ・女らしさとは、性別の違いによって、その身体に対して社会的に期待される特性と定義できよう。
この身体の男らしさ・女らしさに関する研究は、「男は仕事、女は家事・育児」という社会的な性別役割分業やパーソナリティレベルの男らしさ・女らしさに関する研究と比較すると、周縁的なテーマであったように思われる。
これは社会学全般において、身体があまり論議されてこなかったことと無関係ではないだろう。
★
★女らしさ・男らしさについて
-女性的/男性的・ジェンダー・性差心理学の世界-
https://honkawa2.sakura.ne.jp/2482.html
図録男らしさ・女らしさに関する意識の国際比較