NHK「ちりとてちん」はかなりお気に入りです。
数年前にDVD完全版を購入しましたが、
今では、オンデマンドで見ています。
あちらこちらに、心に残る言葉がちりばめられていて、
私にはにとっては、言葉の「宝石箱」のようです。
劇中劇もたくさんあり、エンターテイメント的だと思います。
終わることのない感激・・・。
心に残る言葉をいくつか記事にしています。
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NHK「ちりとてちん」第1週 4回
平成19年10月4日(木曜日)放送
おじいちゃんの心に残る言葉
人間も塗り箸と同じや。
磨いで出てくるのは、塗り重ねたものだけや。
一生懸命生きてさえおったら、
悩んだ事も、落ち込んだ事も、
きれいな模様になって出てくる。
お前のなりたいもんになれる。
お前は、おもろい子や。
おかしな人間が、一生懸命生きている姿は、ホンマにおもろい。
落語といっしょや。
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折に触れ、出てくる、おじいちゃんの塗り箸の話は、この回だったのですね。
順子の父親が、サバで犬のケンカを仲裁しているのをみた喜代美は、
焼きサバで、父と祖父を仲直りさせようとしますが、
サバは黒こげ、酒瓶は割るはで・・・。
「ごめんなさい・・・。」と泣きじゃくる喜代美。
いじらしくって、何回見ても泣ける。
そして、この時、おじいちゃんのこのセリフ。
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NHK「ちりとてちん」第1週 5回
平成19年10月5日(金曜日)放送
おじいちゃんの心に残る言葉
喜代美、お前はこれからぎょうさん笑え。
1回きりの人生や。
ぎょうさん笑うた(わろうた)方がええ。
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病院でおじいちゃんが亡くなる前にいった言葉です。
ちなみに私事を言っちゃいますと・・・
この言葉をきくたびに、私自身に当てはめていました。
数年前に亡くなった私の父が、私にいうとしたら・・・。
「○○子、お前は、ぎょうさん感激せえ。」
だろうな。
幼い頃の私は感激家だったから・・・今もか・・・。
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NHK「ちりとてちん」第2週 9回
平成19年10月10日(水曜日)放送
お父さんの心に残る言葉
塗った者(もん)にしか中身が分からんからです。
中に何が重なっとんのか、どう重なっとんのか、
それが分かっとらんと、きれいな模様は出せんのです。
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「どうして、塗りから研ぎまで全部自分でするのか?」
という奈津子の問いに対して、お父さんが言った言葉です。
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NHK「ちりとてちん」第2週 11回
平成19年10月12日(金)放送
順ちゃんの心に残る言葉
この学校では、この町では、ずっとエーコの脇役やったかもしれへんけど、
あんたの人生の主役はあんたや。
ドーンと人生のど真ん中歩いていったらええねん。
主役になるということは、そういう事と違うんかな。
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「もう一回学園祭を最初からやり直したい」と言った喜代美に
順ちゃんが言った言葉です。