◆◇◆43分間で分かる三国志/三人の”その時”
..NHK総合TV.その時歴史が動いた 339回
◆さすがに国営放送、しっかり正史を組み立て《三国演義》の創作小説部分を排し、ＴＶ版《三国演義》と《レッドクリフ》の映像をふんだんに使った超贅沢番組となった。まだ一般公開されていない《レッドクリフ》の映像が次々に映し出され..。うゎ～ぉ・・！全国放送やし、みなさましっかりお勉強を！
〖魏..力の曹操/官渡の戦い.西暦200年〗.天下取りを
決意した時 35歳。
◆宦官（かんがん..去勢をして宮中に仕えた人々。世間から軽んじられていた）の家の子に生まれた曹操は、それを恥じていた。生まれついた家の力には頼らない。自分が信じるものは実力のみ。・・有能な人材を求め、実力を認められたものには惜しみなく褒賞を与えた曹操の原点がここにある。並はずれた政治力と軍事力に優れたカリスマ的政治家。
〖呉..絆の孫権/赤壁の戦い..西暦208年〗..家督を継いだ時..19歳
◆若き孫権は老中に軽く見られがち..
そんな中、提督周瑜は『家臣たるもの己の力量を認めてくれる主君に出会ったからには、表向きは家臣の関係であっても内面では家族の情で繋がり、禍福をともにするものだ』と謳い、孫権の厚い信頼を得る。陸・水軍に優れた呉軍は赤壁の戦いで魏の曹操軍に勝利する。・・赤壁の戦いは周瑜の戦いとも..。
〖蜀..義の劉備/益州攻略..西暦214年〗..第三の男
◆農村出身の劉備は漢王朝の腐敗・相次ぐ飢饉に喘ぐ下々の苦しみを憂え、この世の中を変えなければならないと考える。「大きなことをなすためには何より民を基本にせねばならない。」..このような義の志を持つ関羽・張飛などとともに”民の立場で民のための政治”をしなければならぬと立ち上がる。諸葛亨(孔明)が唱える”天下三分の計”に目標を定めた劉備は、西暦２１４年益州を手に入れ、理想の国造りの第一歩を踏み出す。
《三国志》の中でも超人気スター揃いの蜀。孔明・趙雲・劉備・関羽・張飛..
◆西の劉備、北の曹操 東の孫権、三国三つ巴の戦いが始まる・・・。
