◆◇◆毎年、当たり前にやってくる誕生日ですが..
今日は、どこかでお誕生日パーティ、祝って貰えているのでしょうか..? 特に盗撮も見てないし。でもまぁ・・、陳可辛監督の新作映画「武狭」の撮影中・・ のはず、いずれ迷を歓喜させてくれると信じて待っていますから。
..
この深い霧の中に迷い込んだような状況は、2007年の「投名状」の頃の感じに似ています。
その頃は、こんなブログを書いていましたっけ・・。
- ◆◇◆投名状の配役 ----------------------------------------------------------
◆陳可辛監督は、ジェット・リーの長男役に対する熱い熱い思いに感動していた。 しかるに金城武はと言えば、投名状の話を持っていっても、ちっとも乗り気じゃなく、説得に随分手こずった。陳可辛監督曰く、金城武は異次元の世界にいる。全く他の芸能人とは考え方が違う。
●●● 金城武が出演を引き受けない3大タブー
・その1、他の男性主役と競い合うタイプの芝居にはでない。
・その2、時代劇は出ない。
・その3 撮影があまり大変な映画は出ない。
そんなこと言っているのかぁ、TKは! もちろん武クンの人生は武クンのものだから、他人がとやかく言えるものではないし、私ごときがヤキモキしたところで、なんちゃぁないことではある・・。が、武クンの迷で、出来る限り応援しようと思っている私としては、かな~り歯痒いよぉ!
◆ピーター監督が言うように、”金城武は世俗的成功には無関心”らしいことは、過去の記事やら何やらでよく目にしたことだ。..私利私欲がなく、子供のように無垢な心を失わずにいられることは、本当にすばらしい。人として尊敬する。しかし、世の多くの人には、やさしさを貫き難い”さまざまな事情”が存在する・・のが常だ。現代社会でも、時には戦い、負けた悔しさで人知れず涙を流したり、思いがけぬ不運と命がけで立ち向かわなければならない者もいる。生活を維持する為には、同僚に勝たねばならぬ場合もある。心の空洞や、肉体的欠陥のために空しく生きる者も・・。
◆このような多様な人間世界にあって、金城武クンのように恵まれた容姿と、恵まれた環境、いい星の下に生まれた幸運をムダにしないで欲しいと思う。
大多数の人間は、自分と家族を養うだけで一生を終えてしまうが、金城武クンは凡人にはとうてい出来ないこと・・、スクリーンから世界の人々にメッセージを発することが可能だ。スクリーンから、沢山の人々を笑わせたり、泣かせたり、勇気付けたりできる・・ 。
そこですね、”自分が人として大切な優しさを失わない”ということをもう1歩進め、スクリーンの向こうの人でない(つまり、映画も見られない多くの人々)も意識して、その大切なことを訴えられたら、”偉大な俳優”金城武になると思う。多分、武クンは偉大な俳優なんてきっと望まない・・。でも、自然や動物や仏陀を愛する豊かな心を持っている事は、広く知られるところだから。
---------------------------------------------------------- 2007.12.24 --------
..「投名状」 ウ-ヤンが一番光っていたね。みんな良かったけど。
私は、この「投名状」が日本に上陸するまで待ちきれず、香港からネットでDVDを購入し、PCのリージョンコードを変えて、繰り返し繰り返し観ました。3兄弟の火花が飛び散る様な熱演を観て、賞を幾つも獲るだろうと確信した事を覚えています。陳可辛監督が良く言う、嘘っぽくない演技嘘っぽくないアクション、全く自然な感じでストーリーに溶け込みました。
「武侠」もそうなるだろうと、期待しています。