A5サイズの車輌工房

スル関(HN)が、鉄道模型の製作記を中心にアップしていきます。ツッコミ・コメントお待ちしています。

板キットから近鉄1470系を作ってみる(その3)

2010-06-11 10:23:54 | 近鉄1470系の製作
久しぶりの更新です。
製作があまりにも遅いとはいえ、一週間もあけると忘れ去られそうなので、
ほんの少しですが進みましたので、アップします。

奇数M車の運転室撤去あとの小窓を考えます。

最初はおとなしく、普通に開口しようかと考えましたが、
そういや、阪急キットのオマケパーツでよい形のがあったんじゃないかと思い出し、
利用することとします。



阪急8000系製作用オマケパーツ。

細かいサイズは気にしない(笑)
幅が狭く、天地方向も、近鉄の窓より小さいので、1470系の小窓には最適かと思われます。

で、このパーツを利用するため、側板を切り欠きます。



あ~あ。折角ビタビタに埋めたのにもったいない・・・



とりあえず、片方切り欠きました。

小窓パーツの整形を行います。


窓枠のリブがジャマなので、パワーグリップで削ります。
パワーグリップというのは、模型用のノミで、私の場合1.5mmと3mm幅を多用しています。
これと、デザインナイフがなければ、私の工作はできないと言っても過言ではない。
デスクサイドにPentiumのCPUを砥石代わりに置いて、研ぎながら使用しています。



Pentium砥石、結構オススメですよ。下に足があって滑らないし、かなり良く切れるようになります。
友人に教えてもらったのですが、その友人はカッターナイフの刃を研いでるそうで・・・

少々横道に逸れましたが、阪急パーツの幅を切り欠きに合わせてカットします。


デザインナイフの刃は研いでいません。使い捨てです(^^;

仮ハメしてみます。



予想通り。なかなかいい感じ。

ここから、もう少し丁寧に整形します。

1470系の製作と並行して、かなり大掛かりな加工を要するのも製作にかかっています。
それは、6連貫通編成なのですが、上手にできなければお恥ずかしいので、
製作記を書くかどうかは考え中です。

一応製作過程の写真は撮っていますので、気が向いたらと言うか、
間合いで製作になってしまった1470系の製作が滞ってしまってネタ切れ場合の
保険って感じにしておきます。

板キットから近鉄1470系を作ってみる(その2)

2010-06-04 11:01:40 | 近鉄1470系の製作
うちの地元だけだったのかもしれませんが、昨日の夕方のゲリラ豪雨凄かったですね。


仕事の都合上、毎日更新は無理です(夜間勤務のシフト交代制)

ですが、極力空いた時間に書き込むようにいたしますのでよろしくお願いいたします。

製作に取り掛かった、近鉄1470系ですが、とりあえずさっさと箱にしたいので、
妻板の加工に入ります。

因みに、工作したのは一昨日の晩です(^^;

1470系の妻板の貫通路は広幅になりますので、キットのパーツそのままでは使用できません。
図面なども持っていないので、寸法はかなりフィクション(苦笑)
マイクロエース製の近鉄8000系の完成品や広幅の幌パーツなどから、
貫通扉の寸法は8mmということにします。


まずは、幌枠のモールドを取り去ります。
どうせ扉をつくりかえるのでニッパーで粗くカットし、デザインナイフで切っただけです。


キットの狭幅の縦柱(?)をデザインナイフで切り落とします。
この形で、103系更新車の前面窓を思い出してしまった・・・
で、横長になったところで、縦柱をセンターとセンターから4mmの位置に付けますが、それは後日。
ちなみに幌座は幌を付けるので省略する予定です。



幌の加工を行います。
クロスポイントから広幅の幌がでていますが、以前に調達したKATOのキハ111用の幌を使用します。


別段意味はないのですが、ストックパーツから消費しようと思いまして(^^;


ウラのツメをカット。


幌の内側のリブのようなものをデザインナイフでカットします。




板キットから近鉄1470系を作ってみる

2010-06-01 21:32:52 | 近鉄1470系の製作
鉄道模型製作記の初投稿は、近鉄1470系の製作記を書いていこうと思います。

が、その前に、さらっと模型工作歴の紹介をば。

私は、大阪万博の年に生まれたアラフォーで、小学生の頃ブルトレブームがあり、
鉄道&電車にハマって、地元で走る近鉄電車が好きになったのも自然な流れ。

当時、近鉄電車の鉄道模型といえば、エンドウの真鍮製か、
GMの2410系やスナックカーがあったぐらいで、
完成品はお年玉でエンドウの8800系を購入しましたが、
キットは、ほとんど店頭で見かけなかった2410系をやっとの思いで
入手できたけど、まともに完成しなかったですね。
注:GMの旧近鉄キットは、張上屋根の部分にデッカイ合わせ目ができる。パテでコテコテにしてしまって、未完成。
↑2010/06/12追記

中学生の頃だったと思いますが、8810系のキットが発売され、喜び勇んで何箱か買いましたが、
2680系を作ろうとか、8600系を作ろうとか、技術もないのに素組みをしなかったので、
全く完成したことはなかったです。
注:3000系作りかけたのもこの時。結局5箱ほど買って、ほとんどがゴミパーツと化す
↑2010/06/12追記

高校に上がって、部活で忙しくなったのと、南海ホークスの試合観戦に時間を割くようになり、
また、近鉄電車がツートンカラーになってしまって(今は見慣れましたが、あの前面塗りわけはないだろと思った)
注:国鉄分割民営化もおおきな要因。近鉄の前面塗り分けは現在と異なりナンバー部分まで白
↑2010/06/12追記

次第に鉄道の興味が薄れていき、自分で好きな場所に好きに移動できるバイクの方にどっぷりハマっていきました。

鉄道熱が再燃したのが、2005年ぐらいだったと思いますが、友人と梅小路に蒸気機関車を見に行ったのがきっかけで、
帰りに友人を日本橋まで連行して、イキナリKATOのC55を購入しました(苦笑)
注:当日はC55は無かったので、後日(翌日ぐらい?)探し歩いて購入しました。
↑2010/06/12追記

鉄道熱が再燃する少し前までは、艦船模型や飛行機など、スケールモデルの模型工作をしていましたので、
鉄道模型も、キット主体で行こうと思い、当時通勤で使用していた京阪電車の塗装済みキットを製作し始めました。

塗装済みキットを何本か製作していくうちに、子供の頃ほとんど完成しなかった板キットのリベンジがしたくなり、
捨てずに取って置いた、近鉄8810系や2610系など何本か製作しはじめたのが、2007年ぐらいですね。

で、去年の2009年あたりから、少々凝り始めて、床下機器のリサーチをしたり、車体改造なども再開し、
ひと月ほど前に、近鉄1480系を完成させ、そこそこ加工技術も向上してきたかな?と思えるようになってまいりました。

この近鉄1480系ですが、公開したいのですが、諸般の事情でとりあえず、完成写真のアップは自粛しておきます(わかる人にはわかるかな?)

さらっと工作歴紹介って言ったと思いますが、かなり長くなってしまいましたね(苦笑)
ま、歳はくってますが、子供の頃と併せても工作歴は10年に満たないとは思います。

そろそろ、ブログタイトルの本題に入らねば、見ていただいている方に申し訳ないですね。

ですが、もうちょっと寄り道を失礼(^^;
今回製作記を書こうと思ったのは、さまざまな方のブログなどで、製作記を拝見しているうちに、
私もチラシのウラのつもりで書いてみようかなと思ったのと、
私がメインで製作している近鉄車の製作記っていうのが、案外少ないので、少しは制作意欲の刺激になっていただけるかと思い
ブログを書くことにいたしました。

で、ようやく、お題の近鉄1470系を製作ですが、現在のスタンダードでは、
おそらくクロスポイントからでている6800系ラビットカーをタネ車にすると思います。
ですが、あまりにも高価なので、ホイホイ買える物でもなく、
ウチにもサンプルで買ったのが一箱ありますが、このままデッドストックにするか、そのままラビットになりそうですね。

ま、今後も板キットベースの近鉄車が増殖していくと思うので、全体のバランス面でも板キットベースで1470系を製作していきます。

今回は、1480系の増結と考えているので、とりあえず非動力で組んでいきます。


準備したパーツですが、車体は2410系、2600系、2610系のいずれでも良いのですが、
今後の製作計画で8600系の6連を作る予定なので、それに中間車を流用させやすい2610系を御開帳します。
あと、パンタはPT42N、台車はクロポのKD39を使用します。


いきなりですが、現在の状況です。
側面の種別表示灯を埋めて、パンタ付きM車の乗務員扉を埋めた状態です。
上の方に写っている屋根は、8810系のキットの屋根を使用します。


乗務員扉は、一度切り抜いて、t0.5のプラ材で埋めました。
なかなかツライチになってくれないです。
上手な方でしたら、隙間埋めが必要ないぐらいビタビタに埋めるんでしょうが。

あと、t0.5の厚さを選択したのは失敗でしたね。
というのは、この埋めた後に、小窓を開けるのですが、キットの厚みと異なるので、
窓に段差ができてしまう・・・。
後々ウラからもプラ材を張って、キットの厚みと同じにしようと思います。


右側が運転台撤去の妻板です。ライトなどのモールドを全て取り去り、
シャレで渡り板を残したまま貫通扉をくりぬいてみました。

と、まあ、国語力に乏しいので、読みづらいかとは思いますが、
今後もお付き合いの程、よろしくお願いいたします。