A5サイズの車輌工房

スル関(HN)が、鉄道模型の製作記を中心にアップしていきます。ツッコミ・コメントお待ちしています。

板キットから近鉄1470系を作ってみる(その8)

2012-06-19 23:57:47 | 近鉄1470系の製作
いきなり、タイトルと違う話題ですが、
山陽2000系アルミ車ですが、期待していた資料本が入手できず、
このまま推測で制作するか、資料本をあらためて入手後制作するか迷っています。
出来るところは、やっていきたいのですが、ドア窓の修正という
気の重い作業なので、元気なときに再開しようと思います。
(内輪ネタですが、某貸しレの改装作業の手伝いをして筋肉痛がハンパじゃない。歳くったなぁ)


少々ブログ更新の期間が空きましたので、今回は近鉄1470系の進捗状況です。
接着→乾燥→接着・・・なんで、時間経過の割にはあまり進んでないです。

雨樋再生の続きなんですが、おでこ部分と角の三角(何て言ったらいいのかな?)を
貼り付けていきます。

前回側面で使用した雨樋と同じ、0.25×0.5mmのプラ材を使用します。

片側を張って・・・
しばらく乾燥を待ってから、


曲面になじませながら反対側も接着。
真ん中の車両の側面雨樋の長さが足りなかったのはご愛敬(^^;

続いて、角の三角の再生。

0.5mm角のプラ棒を三角形にプチプチと量産。
接着後に大きさや高さを整える予定なので、ここは結構テキトーにしています。


車体の前後に取り付けると、こんな感じです。
わぁ・・・。アップの写真見ると不細工。
1480系作ったときには、ここまで手抜き工作しなかったんですけどね。

ところで、近鉄板キットを作っていて、今まで気になっていたけど、
見て見ぬふりしていたのが↓

この妻面と窓の間の寸法。
既に箱になってしまっている、1470系・2610系+2Rは仕方ないとして、
まだ、側板加工中の1250系以降の近鉄車は、
今後標準工作として、少しこだわっていこうと思います。


世間様と違って、私の休日は水曜日。
さっさと寝て、明日にがっつり制作しようと思ったけど、もうこんな時間。

明日は、重い腰を上げて、山陽2000系アルミ車の制作を再開しようと思います。
側板ばかりでは、気が滅入るので肩~屋根部の加工も考えています。

ブログ更新の余裕があれば、掲載しようと思います。

それでは、今後ともおつきあいのほど、よろしくお願いいたします。

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板キットから近鉄1470系を作ってみる(その7)+α

2012-06-08 21:29:32 | 近鉄1470系の製作
PCトラブルの方は、OSセットアップ時に必要なFDがなかったりして、直っていません。
それにしても、近所の家電量販店て最近FD取り扱ってないんですね。
鉄道模型と同じで、PCもレディトゥーラン?
自作PCの再セットアップもつらい世の中になってきました。
まぁ、マザーボード側にドライバーのFDが添付されていないのが、根本的な問題かと。
某Gで始まるベンダーのマザーは、ドライバーFDが全盛の頃から添付されておらず、
それが嫌で、二度と買わなくなりましたが。
(当時、使えない背面出しのUSBブラケット付けるならFD付けろと、どれだけ毒づいたか・・・)

前置きはさておき、今回は近鉄電車の制作です。

山陽2000系は、資料収集中につきしばらく中断しており、空いた時間で、
仕掛けの近鉄1470系とこれまた仕掛けの近鉄2610系+2410系の現行仕様車の
制作を進めていこうと思います。

一応、近鉄1470系制作記のカテゴリーに入れていますが、
1470系、2410系、2610系の合計9両分の制作記になっていきます(1470系以外は続くのか?)

2610系+2410系の仕掛け現状


近鉄VVVF車の塗装済みキット残部品のシートを使って、
L/Cカーを作ってみたいな・・・と何気なく仕掛けたのが、
GM2610系の塗装済みキット&完成品の出る少し前。

箱にはなっていますが、ここでストップしていました。
新キットに対抗して、窓の天地方向広げるか?という無謀な打算もあり、
制作を進めずにいました。

ウチの車両群の時代設定(昭和中期~末期)と違うってのもあったのと、
結局、1480系の中間車のごとく、気づいてくれない割には、大変な工作になり、
自己満足するには、半端無い労力を要すると思うので、窓サイズは断念。


一応トイレ窓も埋めています。

側面方向幕の再現ですが、1.5mm×0.3mmのプラ材(Plastruct製)を5mm幅に切って使用します。

Plastruct製のプラ材ですが、いつも使用のEvergreenより少々割高感はありますが、
おもしろいサイズが色々あります。
0.3mmや0.4mmの丸棒とか、パンタ母線なんかで使えそうなので、ストックしています。

で、方向幕を取り付けるため、種別表示灯を削ります。

側窓のラインの直上に方向幕がくるため、写真で見るとドア側に若干広げて、
あとは、幅5mmになるように逆方向にも広げて、プラ材が違和感なく収まるように
側板の肩方向も削ります。

ウチの近鉄車は、基本的に現行仕様のは作らないんですが、現行車作ってるモデラーの方々、
こんなめんどくさいこと、毎回やってるんですね・・・


一応方向幕仮置きしてみました。
上からステッカー貼るだけの簡易再現にする予定です。


一応、現行車6連は置いといて、ここから本命の1470系に入ります。

とは言っても、牛歩のごとく遅い進捗。
今回は、雨樋の再現途中までですね。


以前1480系制作時に使用した、0.25mm×0.5mmのプラ材です。


プラ材を縦(高さ0.5mm)にして、屋根板と側板の接合部をガイドに張っていきます。

タミヤの白瓶を点付けして仮組みし、緑瓶を流し込みます。

固着する前に、定規で形を整えます。


3両分終わりました。
1480系でやった作業なので、苦もなくペタペタと約30分。
乾燥待ちで、乾燥後不要部切断→おでこの雨樋という流れになります。

張り終えてから気づいたこと。

「ベンチレーター取り付け穴、けがくの忘れた」

1480系の時、苦労したんで、先にすべきだったのをすっかり失念していました。

近鉄1470系も、チンタラと制作を続けていますので、
今後ともおつきあいのほど、よろしくお願いいたします。

そのうち、近鉄1250系登場時の制作再開もしようかな・・・

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板キットから近鉄1470系を作ってみる(その6)

2012-05-18 20:58:40 | 近鉄1470系の製作
連投になりますが(じゃあ、コツコツ日にち詰めてアップしろや!)
近鉄1470系の制作も再開しました。

や~、山陽2000系のバラバラ車体やってると、
お気楽で造れる(?)近鉄の制作が懐かしくなり、
止まっていた、1470系+ク1590の制作です。


と言っても、


3両分が箱になっただけ(笑)

ここから、肩~屋根の合わせ目消し→雨樋取り付けとなりますが、
溶きパテの乾燥を待ちながらになるので、サクっと続きにはいけないですね。

よく、瞬着をパテ代わりにって聞きますけど、
個人的には、固い瞬着を使うとどうしても削りムラができてしまいそうなんで、
時間が掛かっても、溶きパテ使っています。

近鉄1470系も、山陽2000系と同じく、床下機器の選定に掛かっていきたいですね。
1480系を造った時のそのままでいけるかな?と、一瞬考えましたが、
モーター出力なんかが違っているので、そのまま同じじゃ無いハズですよね。
屋上配管も違ってくるかと・・・

かなり、お気楽に考えていましたが、1470系も色々苦心しそうです。

もっとお気楽に近鉄車を増産すべく、2410・2430・2600系といった、
大阪線のラインデリア車トリオのフルコンププロジェクトも企画中です。

名古屋線の1810系も・・・と考えましたが、1810系造ると、
1000系や1800系、1600系まで手出ししてしまいそうなんで、Pendingってことで。

名古屋線やる前には、2470系や2400系といった旧車や、
今の技術で2610系や2800系も造りたいです。

そういや、1250系も仕掛けで止まっていたな・・・(イヤなもの思い出した)

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板キットから近鉄1470系を作ってみる(その5)補足

2011-06-12 11:38:05 | 近鉄1470系の製作
前回から、順調に進んでいません(笑)

ハコにする前に、少々課程の写真も撮っておこうと思いまして。

>またこの屋根の車両の製作方法お願いします。

という、コメントを頂いたので、ハコにしてからじゃ難しい部分もあるので、
簡単ながら解説いたします。

「近鉄1480系制作回想録」の方で記載しようとしていた記述で、

   近鉄の板キットは、ラインデリア車の平屋根と、新製冷房車の丸屋根なので車体断面が違う。

   たまにネット上で見かける近鉄扇風機車も、平屋根にカマボコベンチレーターという
   作例しか見かけなかったので、車体断面にもこだわりたい。

   記憶では扇風機車とラインデリア車の屋根の高さは50mm(100mmかも)違っていたはずで、
   その高さ分、扇風機車の屋根が高く丸まっていたはずです(制作当時の回想)

   車体断面からすると、クロポの6800系をタネ車にした方が良いのでしょうが、
   1輌あたりの単価が、鉄コレの5倍もするキットを切り刻む勇気がなく、
   板キットの2610系をベースにした加工でいくこととしました。

ということを念頭に、1480系を制作しました。
ほぼ同じ車体断面である1470系に応用した次第です。

まず、タネあかし(笑)


「雨樋分、詰めればいいか?」
実は、1480系のときは、これだけのノリで制作しました(←ちょっと強引)
8810系の屋根に2410系の屋根を乗せています。
一応、分かり易く、8810系の雨樋を赤マジックで塗っています。

これじゃあ、あまりにも申し訳ないので、近鉄板キットの屋根の対比と
寸法を測って、ウラをとります。


左から
・2410系(2600系) ラインデリア平屋根
・8810系      チョッパ車丸屋根
・2610系(2800系) 新製冷房車丸屋根


下から
・2410系(2600系) ラインデリア平屋根
・8810系      チョッパ車丸屋根
・2610系(2800系) 新製冷房車丸屋根

図面を持っていないので、Rがこれで正解かどうかまではわかりませんが、
8810系の屋根を使用するのが、一番近付きそうな雰囲気。

屋根幅の寸法を測ります。
「出たな!ノギスのスル関」というツッコミはご勘弁(^^;
目盛りが見づらいですが・・・(多少の計測誤差はご容赦)


2610系 15.50mm


2410系 15.50mm


8810系 16.48mm

で、8810系の屋根が約1mm広いことが解ります。

雨樋の幅を計測。


片側0.50mmで、両方の雨樋を落とせば、2410系なんかとほぼ同じ幅になります。

単純に、雨樋分を切り落として、そのまま付けられるか?
と簡単にはいきません。

板キットの構造で、車体裏のリブの上に屋根が乗るようになっていますが、
雨樋をカットすることによって、そのリブに乗っかる部分が無くなってしまうということです。


赤マジックの部分が無くなる。

また、そのまま乗せると屋根が飛んで出る形になります。


既に加工後の屋根しかないのですが、雨樋を落としただけの屋根をのせると
だいたい、このような感じになります。


こういう具合に、屋根と車体が滑らかにつながるように、屋根の裏側を加工する必要があります。

再度この写真


理想としては、屋根側のこういうリブを受けるヘコミを再生したいんですが、めんどくせ~(笑)

妥協案として、屋根の裏側を削っていきます。


屋根の裏側のエッジを斜めに削ります(赤マジック部位)
心持ち、車体側のリブも削ります(接着面積拡大のため)


裏を削って、こんなぐあいになれば、OK。
まだ、テープで仮組みなんで、浮いていますが、きちんと密着します。

これで、加工は終了。
そうそう、前回忘れた、妻板裏面のリブを削る作業も忘れないように。


L字にしてから、加工すると非常にメンドクサイ。

以上で、ラインデリア以前の近鉄車区間車の車体基本工作はこんなところです。
車両によっては、連結面が広幅貫通路だったりするのですが、ここでは割愛。
これからハコにして、雨樋を再生するという作業がありますが、
そちらの方は、今後の1470系制作記で書いていく予定です。

ラインデリア以前の近鉄車区間車を作る場合・・・
定価ベース(税抜き)で、
2610系のキットが2800円(2800系用の妻板ジャンクをおもちであれば2600系、2410系でも可)
8810系のキットが2800円
8両分の屋根+車体+床板+諸々で、5600円

車体断面でそのまま使えそうなクロポの6800系が2両で6000円
手間を省くか、価格を取るかですね。
あ、6800系との対比も載せればよかったかな・・・

横道に逸れますが、6800系、価格的にチト酷くないですかね?
・ステッカーはエコノミーの流用(新製のシャープなのを期待したのにガッカリ)
・冷改車用のクーラーもエコノミーの流用(箱を開けて、「マジで?入れ間違い?」と本気で思った)
・Bトレ並のガラスの平滑度(縦桟作って、裏から塩ビの方がスッキリ見えそう)
・床下機器もエコノミー流用(非冷房車なのに、なんでそのパーツ?)
一応お試しで買いましたが、今後6800系キットの増備計画はありません。

あと、2610系屋根と、8810系車体の残部品で何ができるか?
丸屋根とイカリ肩の車体・・・何もできないですね(苦笑)
まぁ、扇風機車を作ろうとしてるぐらいの方であれば、
有効なストックパーツとして、他形式で活躍できる機会は、大いにあると思います。

追記:
 更新速度も早くない、稚拙な内容のブログで申し訳ありませんが、
 2011年6月12日時点で、
  閲覧 10,017 PV
  訪問者 6,511 IP
 と、閲覧PVが1万を超えました。
 結構な方々に見て頂いていること、本当に感謝いたします。
 (なるべく)早い更新&充実した内容で、アップしていきたいと思いますので、
 今後とも、お付き合いのほど、よろしくお願いいたします。

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板キットから近鉄1470系を作ってみる(その5)

2011-06-08 21:38:21 | 近鉄1470系の製作
10系寝台「急行あき」編成ですが、素組に近くアッサリ作る予定が、
少々手を加えていくうちに、色々気になり始めまして、
現状の資料では、行き詰まった感が出て来ました。

気分転換にBトレ・・・では無く、久々に1470系の制作を再開しました。

とりあえず、追加で制作することにした、Tc車のク1590に取りかかって、
3連分をハコにしていこうと思います。

1480系を制作した時と同様、近鉄8810系キットの屋根板を使います。


ほぼ、四半世紀前のジャンクパーツ流用(^^;
ビンボー症なのか、ミスったキットも保存していたのが幸いして、
再び利用する日がこようとは・・・

このパーツ、車体との接着部位が綺麗に剥がれず、雨樋がちぎれたりして、
8810系として、再生するには難しいゴミパーツでしたが、
1480系等の扇風機車を作る際には、雨樋を切り飛ばすので、この度めでたく復活。



パンタ車の屋根なので、配管は全て削り落とします。



雨樋もカット。


パンタ穴やクーラーの穴を埋めていく・・・
思いっきり余計な行程(^^;


大雑把に整形を終えた屋根板。
これ以上は、車体との合わせ目消しもあるので、ハコにしてから整形していきます。


一通り、車体のパーツが揃いました。
床板もジャンクから流用。
これは、数年前、ヤフオクで落とした、近鉄キットジャンクパーツの中からの利用。
汚れの目立つウエイトなんで、一度外して、綺麗にする予定。

1480系を作った時は、室内も作ったので、床板をツライチにしましたが、
今回の1470系はどうしよう・・・
やっちまうと、過去に制作したキットの室内も手がけてしまいそうなので、
ここは、一旦保留。ノーマル工作で、踏みとどまれるか?



車体をL字に組む。
平行して、側面の種別表示灯を溶きパテで埋めていく。



ちょっと、作り急いでしまった。
2800系の妻板を使いましたが、屋根のRが変わることを失念していて、
少々やりづらい作業に。
浅い目になる屋根に当たるので、妻板裏側のガイドをカットしています。



あ、前面も全く加工して無いや(^^;
何をしてるんだか・・・
この状況で、前面加工はヤバそうなので、ハコにしてから、
標識灯や前照灯を削ります。

そろそろ、お楽しみ(?)の床下機器選定や、標識灯などの小物の
調達もしようかと思います。

一応、現在の制作メインは、10系寝台「急行あき」なので、
1470系の制作は、かなりスローペースで行くと思います。
なんせ、前回作った近鉄車が1480系と、ほぼ同じような工作内容なんで、
飽きた・・・いやいや、ちょっと加工慣れしている分、気楽にいけます。
なんせ、1480系の中間M車の地獄のような切り接ぎがないんで(^^

あと、1480系を制作した時の回想録でも書きながら、当時の制作を思い出し、
1470系制作の参考にしていこうと思います。

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