神の神は神

ワードレコーズのコロナ半額セール（←そんな名前ではない）で購入させて頂いたCDが届きましたーーヽ(´▽｀)/

 

恥ずかしながら私、数年前までこの方の素晴らしさを知りませんでした。

数年前に一目惚れしたメタルの神様が、超大好きな神様みたいなボーカリストだと聞いて、やっと知ったレベル。

 

ご自身もメタラーな私のボイトレの先生曰く、

ロックボーカリストでDioの影響を受けていない人はいないと言っても過言ではない！

直接ではなくても、直接影響を受けた人の影響を受けている！と断言されており、

なんでそんなすげー人知らなかったんだっ！と凹みました。

 

いや…、LOUDNESSすらちゃんと知らなかったしな、あたし。

 

正座して拝聴します。神の神は神なのです。

 

しかし、神の定義ってなんだろうか？

google先生によると

「人知を越えてすぐれた、尊い存在。宗教的信仰の対象としても、威力のすぐれたものとしても考えられている。」

尊い存在という意味で私は使っているが間違いではないかな。

 

ここ数年仕事で海外に行ったり、英会話の勉強も兼ねて外国人とお話したりするが、

国や宗教、文化が変わると”神”の定義も違ってくるなと痛感。

以下ある日のオーストラリア人との会話

 

彼：昨日の晩御飯は何を作ったの？

私：昨日はね、鯨肉が廃棄寸前で安かったから食べてみたよ。

彼：はっ！！！信じられないなぜ鯨を食べるの？（←キレぎみ）

私：豚や牛を食べるのと何か違うの？

彼：豚と牛と鳥は神様が食べていいと言っているが、鯨はダメなんだよっ！

私：では恐らく、あなたの神と私の神は違うんだねぇ。

 

彼が反捕鯨に熱心な国の人と知りつつも正直に答えた私がアホではあったが、

はっとした出来事だった。

無宗教（無神論者ではない）な私は今まであまり理解できなかったけれど、

宗教戦争ってこういう小さな事から発生するのかもなぁ…と思ったりして。

 

イスラムでは豚は不浄の生き物としてＮＧだし、

ヒンドゥーでは牛は神聖な生き物としてＮＧである、

鳥は…ごめん情報ないけど、

香港人のビーガンの友人に言わせると、そもそも肉を食べる事自体がＮＧである。

ビーガンは神関係ないか？

 

同じ神を信仰する = 同じ価値観を共有するっていう事なんだろうか？

 

だとしても、価値観が違う事に敵意を抱いて叩きあうのではなく、

お互い尊重しあって議論しつつ共存できるのが理想だよねぇ。

最近のニュースを見つつ、そんな事を思ったりして。

八百万の神がいるとされる我が国は、きっといろんな神を許容できるはずではなかろうか。

 

神の神の素晴らしい歌唱を聞きながら、神について考えた日。