戦争を知らずに~僕らは育った~
戦争を知らない子供たちさ~
と言う歌、しってますよね~?
明日は終戦の日ということでたまにはこういう
お話もとおもいまして・・・・・
もちろん、私は戦後に産まれてますから
戦争事態は経験していませんが小さい頃
よく両親から聞かされたんですよね~
私の父は終戦当時、まだ小学校の4年生だったの
ですが当時、毎日のように小さい弟の手をひいて
京都駅まで父親が帰って来るのを迎えに行ったそうです
毎日、毎日、いつお父さんが汽車から降りてくるか
弟とただただ待って待って・・・・
でもその父親(私にとっては祖父ですが)は
結局、終戦の直前にフィリピンの島で戦死したそうです
何年か前に、従兄が祖父の亡くなった場所を
色々調べて探しに行って来ました。
父や叔父達は年齢や体調の事もあって行く事が
できず従兄に思いをたくしたんです。
でも、ものすごい治安の悪い場所だったので
結局はその場所まで行きつけなかったそうです
祖父がどんな思いで亡くなったのか先ほど見ていた
ドラマを見ながら色々と考えてしまいました
本当に、あの戦争はいったいなんだったんでしょうね?
たくさんの悲しみを産んだだけで
一部の人達の独断と勝手な思いだけで
国民全部を巻き込んで・・・・・
母がよく言ってました。
「もし、今戦争が起こったら私は息子達を
どこか見つからない場所にすぐに隠す!」と・・・
今ならこの母の思いもよくわかります
私が子供の頃は戦争が終わってまだ十数年しか
経っていなかったから大人達には
まだまだ生々しい最悪の記憶でしかなかったわけで
当然、子供達はどんなことしてでも
守ろうと思っていたんだとおもいます
あれから60年以上経った今
そんな戦争の悲しい話しも知らずにいる人たちも
たぶんたくさんいるだろうし知っていても
おそらく今の子供達には現実感がないとおもいます
(我が家の息子達もしかり・・・・・)
でもね、1度もあった事もない祖父だけれど
確かに何かしらを受け継いだ私や子供達が
今ここで何とか日々を過ごしています
祖父がいてくれたおかげで今の私がいるんです
だからせめて終戦の日くらいはあんな思いをしてまで
出兵しなくてはいけなかった人達がいたという事を
思い出してあげなくてはね