手の届かない願がある・・・・・・・・・・・・
今日は我が家にいつもいらして下さる方の
お嬢さんの作品展を地元のカフェで
開いていらっしゃると伺いPとお茶しがてら
見せて頂きに行って来ました
このお嬢さんは十年ほど前に長い闘病の末
30才という若さで亡くなられました
彼女が一生懸命に病と闘いながら描きためた
作品は本当に心の叫び、葛藤を強く感じられ
その作品の迫力にご両親はしばらく見る事も
できなかったと仰られたくらいの壮絶な美
そのものの様な作品でした
ご両親のお許しを得て私のブログにも載せさせて
頂きました
皆さんがどのように感じ、受け止められるかはわかりませんが
生まれてからの三十年という月日を重い病と
闘いながら彼女が渾身の力を振り絞って描いた
作品の数々に彼女の生きたい
もっとたくさん描きたいと言う強い思いを
感じずにはいられません
明日が来るのが当たり前の私達ですが
その明日が当たり前のように来ないかもしれない
それでも一縷の望みをかけて
朝を迎えられることの幸せを本当に噛みしめている人達が
いると言う事に改めて気づかされました
生きたくても生きられない命があることを
だからこそ今ある命を大切に
本当に大切にしなければいけないということを
どうか心に刻みつけて下さいね
大ファンだったというオフ・コースの小田和正さんを
描いた三部作
こちら↑は最後の絶筆となった未完の作品
これでも十分完成していると思うのですが・・・・・
こちら二つ↑は雑誌に掲載された作品だそうですが原画は
出版社の方に行ってしまい手元にはないそうです
紫陽花の季節に生まれたお母様の誕生日にと
描いた作品
芝崎かおる作品展
(1972.6 ~2002.3)
2012・6・27~7・22まで
於 : 「カフェ・カルド」 町田市南成瀬3-1-28
お時間と興味のある方は午後のティータイムがてら
彼女の作品をご覧に行かれてみたらいかがでしょうか
ホットサンドは絶品でしたよ~~~