月猫の「まよいごと」

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べろべろばぁ 第一章

2024-02-12 14:14:00 | 日記
図らずも
姑が我が家で静養することに。
長年に渡る夫からのモラハラにより体調を崩したため、しばらく別居することをドクターに勧められて
我が家へやって来たのだった。

後からわかったのは
「図らずも」だったのは姑以外の人間で
姑はしっかり「図っていた」ということ。
姑の思惑通りだったのである。

やりたい放題、好き放題。
我が家は元々、私の故両親の家。
元両親の部屋から仏壇を移動させ、
姑はその部屋を占拠し、約一ヶ月の自己中静養生活を満喫。
私には悪夢のひと月だったけど
お義父さんから離れて体調が良くなることを
みんな心から願っていた。


と、ここで
突然のネタバラシではありますが
夫からの長年に渡る酷いモラハラという話し、
実は作り話だったのです。

姑から聞かされていた義父は
姑に対するハラスメントが酷いというだけではなく
「クレーマーだからありとあらゆるお店から出禁を言い渡されている。」
「町内会でも公共機関でも迷惑をかけて出禁になった」
「機嫌を損ねたら大変な事になるから腫れ物(義父)はそっとしておくのが一番」
という感じの人間像だった。


それは私だけにではなく、実子達にも親戚にもそう言っていて、みんなそれを信じきっていた。 

一体、何年嘘を突き通して来たのだろう。
義父は確かに人一倍気難しくて面倒くさいけど
出禁などという事実はどこにもなかったのだ。

「モラハラ夫に耐えつつも頑張る自分」
という自ら作り上げた虚構に溺れてしまったのかもしれない。
 
***

姑が激痩せし、体調不良になった本当の原因。
それは
姑が支部長をしていた某宗教団体の仲間内でいざこざがあり、干された事にあった様だ。

そのお仲間さんに何度かお会いした事があったのだけれど
姑を「先生」と呼び、姑の家の畑仕事までさせられていた。
何か買ってこさせてもお金を渡している様子もなかったし、運転手もさせていた。
そりゃあ問題になるわよねぇ、、、。

要するにその「先生」は、問題提起されその座を引き摺り下ろされた事に大ショックを受け、体調不良になったのだ。

思えば昔からそうだった。
ママ友さん然り、パート先でも然り、嫁(私)然り、常に上から目線で命令する姑。
誰も反旗を翻すことをせず、時間の無駄だとやり過ごして来たのが、姑が勘違いする要因だったのだろう。

そこで姑は思ったのでしょう。
盛んにやっていた宗教活動が出来なくなった、
家族になんて言おう、どうしよう、
そうだ、激痩せしたのをお父さんのせいにして
宗教活動が出来なくなるほど体調が悪いから脱退した言えば良い!
と。

と、そういう計画を立て、ドクターもまんまと騙されてしまった、、、という、、、流れなのでありました。


〜第一章、完〜


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