木製グリップ作成も4回目となり、大分慣れてきた?
そこで、今回はワルサーPPK/Sを取り上げてみた。
フィールドストリッピングでの分解はここまで。
エアガンのため実銃とは異なる部品構成となっている。
部品数は少なく完全分解もあっという間に終わる
ネジを外して各パーツを取り外していく
ハンマーやトリガーバー、シアー等は金属製。
フレーム、チャンバー等はABS樹脂の構成
分解したついでに、メッキ感覚というシルバーメッキの塗装を施す
塗装するパーツはスライド、チャンバー、アウターバレル
塗装後3日位放置して乾燥させるが、出来れば10日以上乾燥させたいところである。
表面を軽く触っても塗装は指に付かないが、力を込めて握るなどした場合は薄っすらと剥離する。
実はメッキ感覚のシルバーは下地として塗装して、スライドには染Qのブラックグレーを再度上塗りしてみた
エッジの部分は下地のシルバーが顔を覗かせる
チャンバーとアウターバレルはシルバーメッキのままである
光の加減で見えづらいが、フレームはそのまま黒いABS樹脂でスライドはグレー、チャンバーはシルバー
元々刻印が薄く、やすり掛けすると簡単に消えてしまいそう
セーフティーレバーやマガジンキャッチボタンはノーマルのまま
本題のグリップ作成に取り掛かる
フレームに合わせて大きさを確認していく
ワルサーPPK/Sのサイトはスライド上に申し訳ない程度に作ってあるので、蛍光塗料を入れてみることにした
リアサイトは蛍光オレンジ、フロントサイトは蛍光グリーン
どちらも、小さな穴を開けてリューターの△で深く掘っていく。色を際立たせるために白を最初に入れて
乾燥後に蛍光色を入れていくが、白と思って購入した塗料が実はクリアーであった。
見た目は白い塗料なので気づかなかったが、乾燥してくると透明になり首をかしげていた・・・(-_-;)
フィンガーチャンネルを掘り握り易くしていく
フレームと合うようにひたすら彫刻刀で掘りすすめる
今回もグリップスクリューはインサートナットを使い1本のスクリューで止める
実は、ノーマルグリップは左右に10ミリ位のスクリューで止められているが、木製グリップの厚みが有りすぎて
ノーマルのグリップスクリューでは止めることが出来なかった。
仕方なく、フレーム側のスクリューの穴を3mmのドリルで広げて貫通させた。
ほぼ完成
スライドの塗装が剥がれてくる下地のメッキ塗装も剥がれてしまうので、吹き付け方法を研究する必要がある
続いて、アウターバレルをアルミのパイプで作成する
インナーバレルは使用しなくなったエアガンのバレルを引用して、パイプカッターで切る
イモネジを使って固定して、本当は先端にゴムを入れて0.1ミリ位インナーバレルに出してホップが掛かるようにしたかったが、イモネジが長すぎて上手く合わずに、ネジの上側をニッパで切断したら、六角レンチが入らず取り出せなくなった。
これは、再調整が必要なので今回は諦めた。
最後に木製グリップに塗装をする
左がワルサーPPK/Sで、右側が再度作り直したベレッタM84用の木製グリップ
今回はオイルステインのウォールナットで仕上げてみた
実際に装着してみた
もっと丁寧にやすり掛けしたり、彫刻刀で掘っていかないと仕上げに粗さが現れるね
結構な厚みを残したので、最初握った感じはM59を初めて握った感覚と似ている
一見スラリと見えるが、握ると太さを実感する
まぁ自作の木製グリップは自己満足の世界なので。
今回の銃はマルゼン製ワルサーPPK/Sガスブローバックモデル。
長期間放置していたので、マガジンからのガス漏れが大量に発生したが、マルゼン製品のマガジンガス漏れ対策は簡単で、通常マガジンのガス注入口を上に向けてガスを注入するが、逆向きにしてマガジン上部のゴムを指で抑えて、下からガスを注入すると、ガスタンクの膨張で内部のゴムパッキンが張り付いてガス漏れを防ぐらしい。
その後、通常通りにガスを注入してみるとガス漏れが止まっている。
実際に試すと効果てき面でした
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