糖尿病で5年にわたり永く治療をしていた方が、52歳という働き盛りで
亡くなられた...経緯です
糖尿病の発症は、47歳のころ
見た目は体重の増加、肥満化の理由はその方特有の事情がありまして
深夜の暴飲暴食等も多く不摂生が原因だったでしょうか?
個人会社を経営していたのですが、なぜか宗教団体に入っちゃいまして
さらに幹部に昇格...
幹部ともなりますと毎夜23時の祈祷がありまして、そのあとは幹部会議
打ち合わせやらで深夜も動き回っておりましたね
ま、毎日出席しなくともよいのですが、熱心だったのでしょう
ほとんど出てらしてまして、解散後はすぐ近くのファミレスで仲間?と暴飲暴食
...この生活が毎日...2~3年は継続していたでしょうか?
でも、それだけで糖尿病を発症するとは言えません
他の同行動パターンの方々は、異常を表しておりませんでしたから
その他の事情も含まれていたであろうと解釈します
初期症状
症状が現れる以前は、とても活発に動いていたでしょうか
しかし、いつしか体が肥満系に....
しばらくして...
体がだるい
お仕事意欲の減退
おしっこの回数が多くなる
のどが渇く...などの異変が現れます
でも、自分が糖尿病ではないかと疑念を持ちつつも信じたくもない....
病院へも行きたくない...自身で何とか回復しようと努力を試みます
数日温泉へ通いましたが不調は変わらず...
...温泉で治りますかね?
で、数日後、朝にお仕事に出かけようとして玄関で立ち上がれなくなり
これは大変と家族が無理やり病院へ...
具合が悪い体調で3週間ほど経過していたので、症状も悪化していたのでしょう
即入院でした
ほとんどの方々は、すぐ入院とはなりませんが体調不良の状態で長く我慢しすぎると
症状がどんどん悪化してゆくのですね
また、一度入院すればお医者さんよりあれこれ指示を受けるので2度目の入院などとは
あまりないことです
しかし、退院後も治療のため通院はしながらも生活習慣を変えなかったもので、
1年後、再び2回目の入院措置
もうこのときは、体も疲弊してましたね
インスリンが出てないとかで毎日投与
本人はお仕事があるんでなるべく早い退院を望んでいたんですが、病院側からは
危険な状態だからといい含められます
それでも3週間後には、無理くり退院
なぜ、無理くりの退院かといえば事情がございました
事業資金の借り入れが多く返済期日には弁済しなければならないという致し方ない
理由があったのでゆっくりと治療に専念できなかった
今回は、自分でも生命の危険を感じ取ったらしく、これじゃいかんと糖尿病食を
毎日宅配してもらい、まずは食生活から改善しようと最初は自己制御をしていました
しかし、最初だけ...数か月..おいしくないとかが理由
まあ、カロリーが少なめですから味覚不足なんですね
でも、外食の量は減らしたそうで然程体調が不調という様子はみられませんでした
ただ、この人ネクタイ族の悲しさか、運動というほど体を動かしていない
毎日深夜の宗教団体通いで睡眠不足...ゆっくり体を休めることができない
それが、回復を遅らせたのでしょうか
糖尿病とは個人差もあるのでしょうが、見た目に異変はなくとも次第に悪化して
行くのです
それで次第に体調も崩してゆき3度4度と入院することになりました
また、この時期に更なる災難事が...
資金繰りがうまくゆかず、銀行手形を2回連続で不渡り
事業者として不渡りは世間の信用も失墜
金融機関の信用もなくなり残務のある借財は一括返済を求められる
保証人を立てていれば、保証人へ一括返済
保証人からもどうするんだと責められ....
ここまでくると、精神的にもまいってきますが、肉体的にもダメージは大きいですね
私等、糖尿病未経験の立場から見ていると、よく入院しているけど...
なぜ、治らんのだろうといつも思っていましたが、本人が病気を甘く見ている
言い過ぎですか...
直そうとは思っていても制限を実行できない
医者の指示を守らないという状況では、治療により一時的に回復するだけなのですね
症状が現れてからほぼ5年
医者の指示に従がっていれば、世間の皆さん同様ある程度は回復したでしょう
しかし、5度目の入院
今度も3週間ほど入院すれば退院してくるだろうと思ってましたら、
ま、予定道理、明日退院するからとお電話があったのですが、
その日の夕方急性肺炎であっけなく...
長いお付き合いだったのですが、もう会えなくなるとは無念でした