セラヴィ~乳がんになって~

乳がん発覚から始まった治療生活。しかしそれもまた私の人生。
泣いて笑って時に間抜けな日々の記録を綴ります。

はじめに

2011-04-30 13:42:44 | はじめに
以前から右胸に感じていたしこり。
それがまさかそんな重大な病気だったとは…。
以前何度か「乳腺症」という症状で特に治療も何もいらない
病気でもない症状、そう診断されたことがあったので
本当にそれは
「ま、さ、か !!」
な出来事でした。


そもそも2011年4月に乳腺外来が主のクリニックで
マンモグラフィーやエコーにより右胸の状態を確認してもらった時、
まるでブロッコリーのようにモコモコしているしこりの形から
最初は「葉状腫瘍」の疑いがある、と言われました。
確認のために生検という針を突き刺して取った細胞を検査に回したところ、
しかし、それは「乳がん」だったと。

「葉状腫瘍」という病気もまた奇病であって
大変難しい病気のようです。
「乳がん」とはっきりするまでの間、
私はその聞きなれない病気についてネットで必死に調べていました。
医療用語が並び様々な情報が羅列された画面を見つめていると
とても自分のこととは思われずいっそぽかんとしてしまうもの。

けれど「乳がん」とはっきり分かったからには
厳しい道のりではあるけれど、治療法なども最近は随分と進んでいるようで
一つひとつ乗り越えていくしかないな、とそういう気持ちにさせられました。

早速その日から始まった「乳がん」と闘う生活。
私も初めてのことばかりで不安や戸惑いはありますが、
周りの家族や友人達にとってもこれは晴天の霹靂。
心配しすぎて共倒れにならないように、気ままにのんびりやりましょう。
そしてこのブログを読んでくださった同じ病気の貴女や、
身近に同じ病気と闘っている人がおられる方に
少しでも元気が与えられますように。
一緒にがんばりましょうね。
そんな気持ちをこめて書いていきます。

よろしくお願いいたします。


※医療のプロではない、一人の患者が日々の生活の話も含め紡ぐブログです。
症状や副作用は個人差がありますし、あくまでも参考程度にお読みくださいますように。