まずは4月26日から28日まで入院して
抗がん剤を投与するとのこと。
しかし抗がん剤って実際どんな風に投与されるの??
痛いの、辛いの、苦しいの??
何せ人生初のことゆえに想像もつかず。
先生に聞いてみたりネットで調べたりしても
なにやら分かったような分からないような
昔、初めてパソコンを買った時に言われた言葉を思い出す。
「どんなパソコンを買ったらいいですかー?」
「それはその…お客様がどうお使いになるかであって…ごにょごにょ」
「え?それが分からないから聞いてるんでしょー!?でどれ、どれなのっ!!」
結局人それぞれらしいです
しかもその人の体に合わせて副作用の時期や激しさも違うそう。
つまりやってみなければ分からんと。
そうですか、じゃあやってみようじゃないのっ
←開き直り
そんなわけでやってきました!
第一回抗がん剤投与デー!
in 県立病院 二泊三日
ドンドンパフパフー
まず10時ごろ会場(病院)へと到着して参加(入院)手続き。
スムーズに持ち場(病室・四人部屋)へと通されるも
いざスタートを切るまではベッドの上でもそもそしたり、
付き添いしてくれた旦那と話をしていたりすること一時間少々。
看護士さんがやってきて私の手の甲へ針を、ズブリ
ニャー
いやこれは手の甲と決まっているわけではなくて
私は腕の血管がなかなか出にくいからそこにされたわけですが
うわーちょっとこれ微妙…
あんまり肉がない場所だからか、違和感あり。
しかしこれも大事の前の小事。
気にしてはいかんとまずはアレルギーを緩和させるようなお薬
(名前とか分からなかった)を点滴で30分間流される。
で、いよいよ次が抗がん剤のお出まし
私が投与されるのは三種類の抗がん剤。
頭文字をとってCEFと言われるもの。
その内塩酸エピルビシンというのが真っ赤な色をした液体で
(投与後トイレに行ったら尿がまっかっか
になって面白かった)
それを15分間かけてゆっくり管から手の甲、そして体中へと流し込んでいく。
次に二種類の薬を合わせたものを(これは透明)
30分かけて同じく点滴をしていった。
点滴の間はベッドに横になってぼんやり。
初めての投与時は念のため、
心電図を取りながら看護士さんもしょっちゅう様子を見に来る中での投与になるので
本を読んだり
音楽を聴いたり
というような余裕はなかったが、
二回目からの通院での投与の際は、点滴しながらそんなこともできるらしい。
トイレに行ったり、ジュース
買って飲んだりも。
このあたりはまた身を持って試してみるので報告お待ちあれ
さて、結局抗がん剤の投与は苦しかったのかどうか
答え
点滴中は特に体調は変わらず、気分も悪くない
しかし投与後夕食前から夕食後にかけて胸がむかむかして食欲がなくなり、
翌日いっぱい食事はほとんど取れなくなった。
食べられたのはトマトやサラダ。ゼリーなど。
温かいご飯や肉の匂いに敏感になってしまって嗅いだだけで気分が…。
後になって看護士さんに聞くと、投与後すぐにそこまで匂いに敏感になる人は
珍しいのだとか。
へー、私ってそんなに敏感じゃあないはずなんだけど
薬の作用というものはよく分からない。
でももしかしたら看護士さんや周りの人たちが
「気分悪くなるかもー」「気分悪くなったらすぐ言ってー」と
何回も気を使ってくれたのが余計「そんな気分になっちゃった」のかも、なんて。
あまり気にせず普段どおりだと思ったほうが
「病は気から」ともいうので良いのかもしれない。
ともかく抗がん剤を打ったこの日(4月26日)から今日で4日目。
食欲は退院時の28日からすっかり戻り、
退院したその足で昼はトマトソースパスタ
を外食する始末。
食欲があるってすばらしい
今日4月30日現在は特に体調にこれといった変化はなく普段どおり。
入院時から便秘だったのも本日めでたく解消されすこぶる良好
しかし抗がん剤は悪いがん細胞だけでなく良い細胞も攻撃するため、
投与後1~2週間の間に白血球が減少して辛い時期がやってくるとか。
今後のスケジュールとして
3週間に一度の抗がん剤投与(今後は通院)を4回繰り返すとのことなので、
まずは現在の1ターン目。
自分の体がどう抗がん剤に反応するのか、よく観察する必要がある。
次の投与日は5月11日なので、まー一回そこまで様子見てみないとなー
と今はのんびり家にいるしかない
さてさて明日の私の体調はどうなってるかしらん。
ドキドキ