平成22年6月地球帰還を目指していた小惑星探査機「はやぶさ」が、作動していた主イオンエンジン2基（スラスタC・D）のうちの1基（スラスタD）の中和器の劣化による電圧上昇により、自動停止していることが2009年11月4日に確認され、帰還を危ぶまれていました。
(C) 宇宙航空研究開発機構（JAXA）
なお、スラスタAは打上げ直後に動作不安定等があったため、運用を休止中で、スラスタBは中和器の劣化による電圧上昇があり、平成19年4月以降運用を休止中です。
(C) 宇宙航空研究開発機構（JAXA）
今回、JAXAでは、4つあるイオンエンジンのうち、スラスタAの中和器とスラスタBのイオン源を組み合せることにより、2台合わせて1台のエンジン相当の推進力を得ることが確認できたということです。スラスタA+Bで1基分の推力 + スラスタC、計2基分の推力で、平成22年6月の地球帰還を予定しているということで、ひと安心ですね。
(C) 宇宙航空研究開発機構（JAXA）
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なお、スラスタAは打上げ直後に動作不安定等があったため、運用を休止中で、スラスタBは中和器の劣化による電圧上昇があり、平成19年4月以降運用を休止中です。
(C) 宇宙航空研究開発機構（JAXA）
今回、JAXAでは、4つあるイオンエンジンのうち、スラスタAの中和器とスラスタBのイオン源を組み合せることにより、2台合わせて1台のエンジン相当の推進力を得ることが確認できたということです。スラスタA+Bで1基分の推力 + スラスタC、計2基分の推力で、平成22年6月の地球帰還を予定しているということで、ひと安心ですね。
(C) 宇宙航空研究開発機構（JAXA）
