2012年5月18日に人工衛星『しずく』が種子島宇宙センターから打ち上げられます。
『しずく』は、搭載された巨大アンテナで海面水温、降水量、積雪量、海上風速、土壌水分量、海氷など地球上の「水」に関するデータを観測する水循環変動観測衛星です。
搭載された円盤状の巨大アンテナは、直径2mの『高性能マイクロ波放射計2(AMSR2)』。『しずく』は、高度約700kmの軌道で地球のまわりを回り、このアンテナで1.5秒間に1回転のペースで約1,450km幅の地表面を円弧状に観測します。巨大アンテナが地球側を向いているときには昼夜を問わず観測し、２日間で全地球上の99パーセントを観測できるそうです。
その巨大アンテナ『高性能マイクロ波放射計2』が捉えるのは、地表や海面、大気などの水分子から自然に放射されるマイクロ波。7GHzから89GHzまでの6つの周波数帯で観測するそうです。
0.5度の精度で海面水温を観測するので、リモートセンシングデータの精度が改善されて、気象予測や漁業、農業の分野で活用が進みそうですね。
キーワード：しずく、水循環変動観測衛星、マイクロ波放射計、リモートセンシング
『しずく』は、搭載された巨大アンテナで海面水温、降水量、積雪量、海上風速、土壌水分量、海氷など地球上の「水」に関するデータを観測する水循環変動観測衛星です。
搭載された円盤状の巨大アンテナは、直径2mの『高性能マイクロ波放射計2(AMSR2)』。『しずく』は、高度約700kmの軌道で地球のまわりを回り、このアンテナで1.5秒間に1回転のペースで約1,450km幅の地表面を円弧状に観測します。巨大アンテナが地球側を向いているときには昼夜を問わず観測し、２日間で全地球上の99パーセントを観測できるそうです。
水循環変動観測衛星「しずく」（GCOM-W1）（C）JAXA
その巨大アンテナ『高性能マイクロ波放射計2』が捉えるのは、地表や海面、大気などの水分子から自然に放射されるマイクロ波。7GHzから89GHzまでの6つの周波数帯で観測するそうです。
0.5度の精度で海面水温を観測するので、リモートセンシングデータの精度が改善されて、気象予測や漁業、農業の分野で活用が進みそうですね。
キーワード：しずく、水循環変動観測衛星、マイクロ波放射計、リモートセンシング
