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映画:蒼き狼 地果て海尽きるまで

2008-04-12 06:29:16 | レビュー(映画/ドラマ/本)
DVDで観ましたが、お薦めできない映画でした。

チンギス・ハーンという人物の魅力や彼の帝国についてより的確に知りたい方には こちら(世界を創った男 チンギス・ハン 1: 堺屋 太一) の方がおすすめです...

テムジン、後のチンギス・ハーンの生涯を描いた映画のようですが、始終殺気だって神がかったような人物のように描かれています(もっと人間的な要素が人々を魅了して、その人々の忠心を得て大きな国をつくったのだと思うのだが。いや、そう言えばそんなシーンもあったから、脈絡が不明なだけかも)。
版図の拡大の様子やそれに伴なう集団の規模の拡大具合が今ひとつ掴めない(チンギス・ハーンとなったシーンは素晴らしかったがその後はまたこじんまりした生活に戻っていた... 行商人と会う様子 旅の芸人一座のカシラですか、成長した息子にはもっとたくさんの部下がいたのではないか)点の不満です。

変ないいまわしのセリフ、壮大なスケールのシーンと そうでないシーンのギャップの大きさ(チンギス・ハーンとなった後はもっと壮大なはずだ...)、表現に違和感がありチンギス・ハーンの魅力が分からない。

解説
モンゴル帝国を統一した、英雄チンギス・ハーンの生涯を描いた歴史超大作。総製作費30億円をかけオールモンゴルロケを敢行。製作は角川春樹が務め、“蒼き狼”と呼ばれたチンギス・ハーン役を『男たちの大和/YAMATO』の反町隆史が熱演。共演者には菊川怜や松山ケンイチら若手のほか、津川雅彦や松方弘樹といったベテラン俳優が勢ぞろいした。モンゴルの大地の壮大な映像美も圧巻だが、チンギス・ハーンの人柄に触れる人間ドラマも見ごたえがある。(シネマトゥデイ)


あらすじ
モンゴル部族の長であるイェスゲイ(保阪尚希)と妻ホエルン(若村麻由美)の間に、男の子が生まれテムジンと名づけられた。後にチンギス・ハーン(反町隆史)となるその子どもは、鋭い眼差しの持ち主で、手には赤い斑点(はんてん)がついていた。部族間の対立が激しさを増す中、テムジンは“蒼き狼”の血を受け継ぐ者としてたくましく成長していった。(シネマトゥデイ)


蒼き狼 地果て海尽きるまで 通常版 [DVD]

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