「兄弟ひとりひとりに違う対応をされている」という子供の思い込みは、多少なりとも悪影響がある。
2011年に発表された論文によると、兄弟姉妹がいる子供の「比較的、母親から嫌われている」という主観的な思い込みが、抑うつ気分に多少の影響を与えているという。 また、兄弟姉妹への差...
開放性の高い人は、自己語りも特殊だ。
2004年に発表された論文によると、開放性(新しいものや刺激に寛容であること、またその度合い)が高い人は、自己語りが複雑怪奇で高度な作りになっている傾向にあるという。 これは、開...
功利主義的な判断は、サイコパスと相関する。
2014年に発表された論文によると、功利主義的な判断(最大多数の最大幸福を目標とし、ある種の自己犠牲もかまわず行動すること。道徳的判断の一種)の度合いはサイコパスや合理的エゴイズム...
【生存バイアス】「40℃の高熱・ひどい倦怠感」だけが、ワクチンの副作用の全例だと思ってない?
1999年に発表された論文などが取り上げている心理学の話題に、『生存バイアス』というものがある。 これは何らかの理由で偏りが発生した事象を捉えることで発生する、事象に対する過剰な...
ステレオタイプは能力を低下させるし、それへの対処も一応ある。
2005年に発表された論文によると、ステレオタイプ(大衆に広く知れ渡る根拠のない思い込み)をきっかけとした思い込みが原因となり、人間は行動が制約されたりパフォーマンスが低下するのだ...
反ワクチン運動を展開する人は、やっぱりワクチンに理解がない人だそうだ。
2018年に発表された論文によると、特定分野に無知がある人はその特定分野に対し過剰な自信を抱く傾向にあり、またその過剰な自信と限られた知識を根拠に行動に至ることもあるという。 こ...
仕事の満足度が上がりやすい場所は、都市部ではないようだ。
2018年に発表された論文によると、仕事の満足度や自営業者の幸福度を上げるために最適な場所は準都市部であるという。 具体的には、 生活や仕事の満足度は田舎のほうが高く、物資流通...
「他人の不幸は蜜の味」は、心理学の言葉で解説できるらしい。
2009年に発表された論文などが取り上げている心理学の題材に、『シャーデンフロイデ』というものがある。 これは自己強化や自己正当化の欲求をトリガーとした、他人の不幸をあざ笑ってし...
継続的な運動はうつ病改善につながる。が……
2013年に発表された論文によると、1日30~40分程度のランニングを週3~4日、これを9週間以上続けることがうつ病の治療に最適だという。 また、運動の種類はランニング以外にも有...
毒親によるしつけは成人にも影響を与える。が…
2014年に発表された論文は、親から与えられた虐待やネグレクトが子供の現在と未来に大きく影響することを再確認する内容となっている。 ...