先日、諏訪に行ったとき買ってきたイナゴの佃煮を肴にした。大好物というわけではないが美味い。懐かしい味のような気もするがなぜかはわからない。農家では秋に稲の実るころ手でとるようだが、商業ベースのイナゴ捕りはどうやってするのだろう。高級品は脚を取ってあるとかいうがこれはそうではないが全然構わない。足がちくちくする方が乙なものだ。
宮城県の川渡のススキの原っぱでイナゴ類の個体数調査をしたことがある(助っ人)。4人ほどで正確に5分間網でとる。捕まえたのは翅にマジックで印をつけてから放す。しばらくしてまた5分間、と繰り返して行く。いわゆる標識再捕獲法だ。網を構えると葉のむこう側に回って片目だけ出してこちらを見ているのが可愛かった。
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