はじめてのうずら日記

うずらを飼うのは初めて。試行錯誤の飼育日記です。

草の花    589

2013-11-30 23:16:22 | 日記
昨日のよみうり文芸(埼玉版) 選者花山多佳子さん。
・瓶に活けしコスモスに顔よせてみつ花の香よりも草の匂ひす  深谷市 田中幸恵
評に、この一首には草の花らしいコスモスの風情が出ている、とあった。
もう明日から師走だと言うのにバス停の前でかろうじて咲いているキバナコスモスの香りをかいでみたらたしかにそんな匂いだった。「草の花」で福永武彦をずいぶん詠んだ高校生のころを思い出した。それにしても長持ちする花だなあ。写真は夏に撮ったもの。


本気なのかな   588

2013-11-29 22:22:17 | 日記
昨夜は地震で飛び起きた。震度3だったようだが寝ていたせいか大きく感じた。今朝、非常勤講師室に行くと、「本日講義時間中に防災放送が流れる、避難はしなくてもよいがよろしく」と掲示がでていた。きっと教室に「これは地震発生の訓練です」とか放送が流れるのだろう、よしよしと思って今日は下水処理の話とか、タンパクの合成とか、(脈絡がないような話題でもやってしまうのが僕流)勉強する気なら、ユーチューブでもいろいろあるんだよ、なんてのを僕的にはめずらしくパソコン出力をスクリーンに写して講義して、放送の予定時刻になるとき、キリがよくなるよう心がけていた。ああそれなのにそれなのに、そんな放送が入らない。10分まっても聞こえない。そこで、「実は放送が入るはずなんだけどやらないね。でもせっかくの機会だから、いまぐらぐらときたら、どうするか考えておくんだよ」と自己流訓練。大教室だったが後ろの窓際の学生があとで「グラウンドの方で何か放送が聞こえてましたよ」と言っていた。でもそれじゃ、テスト放送になってないじゃないか。本気で学生を避難させる気があるのだろうか?? 「一応、防災放送のテスト(グラウンドで聞こえてなんになる!)はしましたよ」との自己満足の手配だけなんじゃないだろうか。「本気が大切」という認識が薄れている社会状況なのかと心配である。写真は僕の非常持ち出しセット。ポンチョ、老眼鏡、ビタミン剤、靴下、飴玉、秋刀魚のかば焼き缶詰なんかも入れてある。


溶存酸素   587

2013-11-28 21:12:41 | 日記
水には酸素が溶け込んでいる(だから魚は呼吸ができる)。純水ならば温度と気圧によってほぼ決まる一定の濃度であるが、生き物がいるとその呼吸で消費減少したり光合成生物がいるならば明るい所では増えたりする。それがまた大気と交換でその一定の飽和値に戻ろうとする。そんなこんなで溶存酸素量(濃度)を測るのは水関係者では重要な仕事になる。その測り方は従来、化学的な滴定法と起電力により電極法が一般的であったが最近は、蛍光を測る方法が普及しているようだ。それぞれ一長一短だが省略。 左の写真は湖畔の旅館部屋で野外実習の測定(滴定)しているところ。 植物プランクトンの多い湖や池では昼間溶存酸素が増え、炭酸イオンが少なくなってアルカリ性になりアオコが他の藻類より有利になるので、噴水を付けて、炭酸ガスを補給するとアオコが出にくくなる。その場合溶存酸素は飽和値に近くなる。井の頭公園池でも噴水が付いているが、そのためもあるのかもしれない。しかし、炭酸を補給する、水を混合するので他の藻類の生産性を増加させる可能性は高い(それが悪いとは言っていない)。こんなこと言わずに噴水きれいだね、と言っているのが幸せかも。

通行区分  586

2013-11-27 22:36:10 | 日記
名古屋で下宿していた時(1968年)、深夜に自転車で歩道を走っていたら二人連れの警官に止められた。「車道を走れ」と言う。「車道は車が走っていて危ないから、人の通ってない歩道を走ったんだ」と言うと、「われわれは人ではないのか」といちゃもんをつけてくる。押し問答になり、「ちょっと交番まで来い」と連れて行かれた。法律?条例?的に自転車は車道を通れということになっているんだとか言われたり、そうかもしれないが危ないことはしない方が良いはずだ、いまに自転車は歩道を走る日が来るはずだとか言い返しているうちに「そうか一人暮らしか、大変だな、お茶飲めよ」とか和んで放免となった。最近は、ケータイしながら歩道を突っ走る自転車野郎もいてなかなか面倒だけれども・・・。

連続   585

2013-11-26 07:27:51 | 日記
今日は準地元の短歌会。なぜ準かと言うと、以前Azuの居住地と実家に近かったからで現在実家は引っ越してしまったから本地元ではないからだ。その近所の方が多い会で7,80歳台が多く5,60台が少し加わる。今日からは40歳の新人男が参加される。二月前からやはり若そうな女性がくるようになったが聞くわけにいかないので正確なお歳は知らない。まあとにかく若い方がいることは良いことだ。定着してもらうためにはどうしたら、どうしないことが、良いのだろうか。学校のようなところは原則的には毎年新入生が来て卒業生が去るので動的平衡が保てるのだが、有志集会では団子状態が起きうる。日本全体の年齢構成もそうなのだけれど。技術系の組織では技の伝承、革新に苦労するところだ。少ない若手が年上に無理にあわせずそれでも孤独を感じ無いよう仲間を見つけられるといいな。昔、「連帯を求めて孤立を恐れず」と言う標語があった。「お前は逆じゃないのか」と誰かに言われたような気が・・・。写真は無関係。