Wカップも終わり、ようやく落ち着きを取り戻しつつあります
。今日は午前中時間があったので、録画していたWカップのビデオを見ていました。今回のドイツWカップではなく、Wカップ開幕前にNHKが放送した特別番組です。
Wカップ前に『世界を変えたワールドカップ』と題して、サッカーの世界が変わった過去5回のWカップにフォーカスした番組です。何かの手違いで、3つの番組しか録画できていませんでしたが、3つだけでも堪能できました
。
第1回が1970年メキシコ大会でのブラジル。王様ペレを擁して優勝したブラジルチームにフォーカスされていました。これまでは、ポジションがきっちり決まっていてたサッカーに、オープンスペースを作って、そこに色々な選手が飛び込む、あるいはポジションチェンジを行って自由に攻めるということ、それまでのサッカー感が大きく変わったメキシコ大会でのブラジルチームの紹介でした。多分第2回はそれを更に進めたトータルフットボールで1974西ドイツWカップのオランダだったと思いますが、それは録画を忘れていました。残念!
その次が、1982年スペイン大会でのイタリアのカテナチオ戦術。この大会では、優勝候補のブラジルがいました。2次リーグでそのブラジル、新星マラドーナを擁する前回優勝のアルゼンチンという厳しいグループを勝ち上がり、準決勝・決勝を勝ち進んで優勝したイタリアの守備にフォーカスしていました。今回のWカップのイタリアも同じように伝統のカテナチオ戦術で優勝しましたが、これは1982年のワールドカップから始まったんですね(実は、この少し前のインテルから始まったそうです。そうこの番組で言ってました)。また、セリエAの八百長疑惑も偶然にも同じですね。1982年はブラジルを2次リーグ敗退に追い込んだ神の子ロッシが八百長疑惑を抱えていましたし...。それにしても、このときのブラジル代表はすごかったですね。番組ではイタリアのカテナチオにフォーカスされていましたが、そのイタリアから2得点した唯一のチームでしたから。この番組を見ると、改めて神様ジーコの偉大さがわかります。
続いて1986年メキシコ大会の天才マラドーナ。組織的な守備をぶち破る個人技ということで、マラドーナにフォーカスされていました。世界中の人々に最も愛されたフットボーラーは? と聞くと、多分マラドーナが一番でしょう
。今大会でも、アルゼンチン代表を応援する姿が何度もテレビに映し出されていましたし、それ以外のところでも話題を振りまいてましたね。この番組で改めてマラドーナのすごさを再認識しました。
こんな番組を見ると、幸せな気分になります。世界中の人々がサッカーに熱狂するワケがわかりますね。これからサッカーはどう変わっていくのでしょうか? その国のサッカーにはその国の国民性が反映されると言われています。日本のサッカーはどうなるのでしょう。サッカーのようなスポーツは、狩猟民族向きのスポーツなんでしょうか? 日本のような農耕民族では強いチームは作れないのかななどと今大会を見ていて思いました。世界の強豪国に勝てるようになるには、あと100年かかるかな? 生きているうちになんとかと、思う今日この頃です
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Wカップ前に『世界を変えたワールドカップ』と題して、サッカーの世界が変わった過去5回のWカップにフォーカスした番組です。何かの手違いで、3つの番組しか録画できていませんでしたが、3つだけでも堪能できました

第1回が1970年メキシコ大会でのブラジル。王様ペレを擁して優勝したブラジルチームにフォーカスされていました。これまでは、ポジションがきっちり決まっていてたサッカーに、オープンスペースを作って、そこに色々な選手が飛び込む、あるいはポジションチェンジを行って自由に攻めるということ、それまでのサッカー感が大きく変わったメキシコ大会でのブラジルチームの紹介でした。多分第2回はそれを更に進めたトータルフットボールで1974西ドイツWカップのオランダだったと思いますが、それは録画を忘れていました。残念!

その次が、1982年スペイン大会でのイタリアのカテナチオ戦術。この大会では、優勝候補のブラジルがいました。2次リーグでそのブラジル、新星マラドーナを擁する前回優勝のアルゼンチンという厳しいグループを勝ち上がり、準決勝・決勝を勝ち進んで優勝したイタリアの守備にフォーカスしていました。今回のWカップのイタリアも同じように伝統のカテナチオ戦術で優勝しましたが、これは1982年のワールドカップから始まったんですね(実は、この少し前のインテルから始まったそうです。そうこの番組で言ってました)。また、セリエAの八百長疑惑も偶然にも同じですね。1982年はブラジルを2次リーグ敗退に追い込んだ神の子ロッシが八百長疑惑を抱えていましたし...。それにしても、このときのブラジル代表はすごかったですね。番組ではイタリアのカテナチオにフォーカスされていましたが、そのイタリアから2得点した唯一のチームでしたから。この番組を見ると、改めて神様ジーコの偉大さがわかります。
続いて1986年メキシコ大会の天才マラドーナ。組織的な守備をぶち破る個人技ということで、マラドーナにフォーカスされていました。世界中の人々に最も愛されたフットボーラーは? と聞くと、多分マラドーナが一番でしょう

こんな番組を見ると、幸せな気分になります。世界中の人々がサッカーに熱狂するワケがわかりますね。これからサッカーはどう変わっていくのでしょうか? その国のサッカーにはその国の国民性が反映されると言われています。日本のサッカーはどうなるのでしょう。サッカーのようなスポーツは、狩猟民族向きのスポーツなんでしょうか? 日本のような農耕民族では強いチームは作れないのかななどと今大会を見ていて思いました。世界の強豪国に勝てるようになるには、あと100年かかるかな? 生きているうちになんとかと、思う今日この頃です
