11月21日に、国立国会図書館調査及び立法考査局に、アメリカの著作権管理団体の使用料規程の調査を依頼したところ、11月25日に以下のような回答が来ました。
アメリカ合衆国の音楽著作権管理団体におけるレストラン等での音楽の演奏に係る著作権使用料の規定について(回答)
アメリカの管理団体、ASCAP・BMI・SESACの3団体の使用料規程は同一ではないので、それぞれのお店で試算してみてください。
総じて言えることは、アメリカ3団体と日本のJASRACの使用料は、1ケタ違う、ということです。JASRACとの使用料交渉にあたっては、BGM年額6,000円を出発点として、アメリカ3団体の規程を参考にして、レコード演奏・生演奏の使用料金を検討すべきではないでしょうか。
なお、国立国会図書館には、アメリカ3団体が未契約時の過去料金をどのように扱っているかについての調査も、11月25日に依頼しました。またご報告します。(続く) (NY)