里山コスモスブログ

キョウチクトウ(夾竹桃)とセイヨウキョウチクトウ(西洋夾竹桃)






上:桃色に八重咲きが多く見られる 下1段は1個体:枝を接ぎ木したものと思う




上:花筒の出口辺りに太く短い花糸が5個(3個の向こう側に2個ある)見える。
花糸の先端に尖った葯がついており、葯から糸状に捩れながら長く伸びているのは葯の付属体。
雌蕊は雄蕊に囲まれており見えていない。花弁の内側に先端が髭状に裂した副花冠がある。


上:園芸種だろうか?     下:花のアップ






下:西洋キョウチクトウ

キョウチクトウ (夾竹桃 キョウチクトウ科 キョウチクトウ属 学名Nerium indicum  常緑小高木 花期6~9月 原産地:インド) 和名は葉が細長いところが竹に似、花の色形が桃に似ることに由来する。葉は3枚が輪生状につき、葉身は長い披針形で革質、縁は全縁、側脈は主脈から鈍角に出る平行脈。枝先から集散花序を出し6月から咲き始め夏中咲く。花は基部が筒状で先が5裂して平開し巴状を呈する。花色は桃色、赤色、白色。桃色系に八重咲きが多く見られ、白花は一重が見られる。暑さ・乾燥に強く工場、公園、街路樹に適する。樹皮、葉、花、果実全てに強い毒。果実は花数に比し非常に少ないが生る。長さ10cmほどの痕棒状の袋果で、熟すと縦に裂開して長い毛の生えた種子が風散布される。
強い毒性について、アレキサンダー大王のインド遠征のとき、ひとつの小隊がインドの河原に生えているキョウチクトウの枝に肉を挿して調理し、全滅したという逸話が伝えられている。
キョウチクトウ(学名Nerium indicum インド原産)は西洋キョウチクトウ(学名Nerium oleander 地中海沿岸、西インド諸島分布)とは別種とされていたが、新分類体系では、西洋キョウチクトウの亜種subspecies(学名Nerium oleander var. indicum)とされている。熱帯~亜熱帯地域の乾燥地帯の河沿いに等に生育する。属名Neriumは西洋キョウチクトウの古代ギリシャ名からくるそうな。oleander はオリーブに似た葉の意。olive olea はラテン語でオリーブオイル。olea(油)と言えばオリーブ、つまり葉がオリーブの葉に似ることに由来する。・・・wikipedia英語版を中学程度の英語力で意訳し、推測交りでまとめた。


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