上:厳寒期に咲く花 下:5月に観察(種類不詳)
ギョリュウバイ (御柳梅 フトモモ科 ギョリュウバイ属 学名Leptospermum scoparium 常緑低木 原産地:ニュージーランド・タスマニア ) 和名は細い葉としなやかな枝が御柳(ギョリュウ)に似て花が梅を思わせるところに由来。花は赤、ピンク、白色で、一重咲き(白)と八重咲き(赤、ピンク)を観察。大きな花床が目立つ。かってオーストラリアやニュージーランドに入植した人たちがこのギョリュウバイの葉をお茶の代用として飲んだことからティーツリーとも呼ばれる。ニュージーランに住むマオリ族の言語マオリ語でManuka、この花を蜜源とした蜂蜜は Manuka honey と呼んで好まれるそうな。この花の本当の花期がいつなのか悩ましいが、毎年厳寒期に満開である。
属名Leptospermum leptos+spermum(細く小さなスペルマ/種)
種小名scoparium scopa 箒 (樹形が)箒状の