上:太い方が雄花序、細い方が葉芽/雌花序の冬芽と思う
下:サワシバの冬芽 暗紅帯褐色で芽麟の数が多いようである
クマシデ (カバノキ科 クマシデ属 落葉高木 雌雄同株 花期4月 果期9,10月) 和名は大きな果穂を “四手” (注連縄しめなわ から垂らす短冊)に見立てたことに由来する。葉は互生、葉身は長楕円形で先は尖り、縁に重鋸歯。側脈間が狭く20~24対ある。大きな果穂が下垂してよく目立つ。果苞はアカシデ、イヌシデと比べてかなり大きく密につく。その果苞の基部に種子が一対付つく。冬芽は紡錘形で明淡褐色。