里山コスモスブログ

アレチヌスビトハギ(荒地盗人萩)の花とひっつき虫



アレチヌスビトハギ (マメ科 ヌスビトハギ属 多年草 花期8,9月 原産地:北米) ヌスビトハギは山野に自生する在来種、本種アレチヌスビトハギは帰化植物で道端などで見かける。路傍から木質化した茎を横に張り出し、三出複葉の葉腋から花序が出てピンク色の蝶形花を咲かせていた。樹形や花がハギ(萩)によく似ている。よく見ると4、5分節に繋がった果実が生っていた。小葉は長卵形或いは幅広の披針形(基部よりが最も幅広)で、ハギ(萩)とは形が違う。表面に伏毛が密生している。裏面も同様でやや白っぽく見える。本種の果実は4~6個の節に分かいる(在来種は2節)。その表面に鉤状の毛が密生し動物の毛や人の衣類に付着して種子を散布する。藪から出て脛から下にびっしりとこの実がまぶれついていているのに気が付き、「しまった」と後悔したことが何回もある。この引っ付き虫を退治するには1個づつ取り去る他に処置はない。


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