ボタン (ボタン科 ボタン属 落葉低木 原産地:中国西北部 花期4,5月) 冬期に枯れずに残った地上部(幹枝)についた冬芽が展開し、新梢を伸ばし、その下部に葉を、頂部にひとつの花をつける。葉は複葉で小葉に切れ込みがある。花は大型で多彩、豪華で気品があり、花王、花神と称えられる。雄蕊は多数あり、襞状の柱頭が複数個つく。古く奈良時代に薬草として渡来し寺院などで栽培、平安時代には観賞用に栽培、江戸時代には品種改良により多品種が生まれた。市販のボタンの苗はシャクヤクの根を台木にしてボタンの穂木を接木したもので、台木からシャクヤクが芽出しすることがある。
ボタンとシャクヤク:ボタンは木本で幹枝についた冬芽から新梢が伸び、葉をつけ頂部に花をつける。シャクヤクは冬期には地上が枯れてしまい根だけになり(草本)、その根から芽出しして茎を伸ばし葉をつけ、頂部に花をつける。葉は複葉で小葉に切れ込みがない。
枝先に座り咲けば牡丹なり 地面から茎立ち咲けば芍薬
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