タニワタリノキ (アカネ科 タニワタリノキ属 学名Adina pilulifera 常緑低木 花期8,9月 分布九州南部・東南アジア) 和名は渓流沿いに生え谷川に傾いて枝を伸ばす樹形に由来。葉は対生、葉身は楕円形。枝先に1個づつ小さな球形の頭状花序を形成する。花は管状で先が5裂し、花柱が長く突出する。花冠の底部に黄色い葯5個が覗く。たまたま寺院に植栽されていた。よく似た名前の樹木にサワフタギ(ハイノキ科ハイノキ属)がある。和名は沢をふさぐほどに枝葉を茂らすことに由来。