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里山コスモスブログ

ヤマノイモ&オニドコロ



上:雄花   下:雌花




上:ヤマノイモ    下:オニドコロ


ヤマノイモ (ヤマノイモ科 ヤマノイモ属 学名Dioscorea japonica  蔓性植物 雌雄異株 花期8月頃 別名自然薯じねんじょ) 蔓は(視点から遠ざかる方向に)右上巻き、葉は対生、葉身は三角状ハート形で、基部が心形。秋に黄葉する。雄株は立ち上がる花序に白い球状の花をつける。雌株は下垂する花序に紡錘状の子房と花がつく。又葉腋にむかご(珠芽)を対生してつける。果実はさく果で3室に分かれており、褐色に熟すと三つに裂開し、翼膜のついた薄い種子(6個)を散布する。根に澱粉を溜めていわゆる肥大したイモになる。種子、むかご、根(イモ)の3通りの方法で繁殖する。根(イモ)、むかご共に食用とされる。栽培種にナガイモ等がある。
同属にオニドコロ(学名Dioscorea tokoro)があり林縁の至る所で見かける。こちらは蔓が(視点から遠ざかる方向に)左上巻きで、葉が互生し、雄花序はヤマイモのように立ち上がらず、花は平開し、むかごが生らない。葉が互生しているのでヤマノイモと容易に見分けがつく。オニドコロの根は普通食用にしない。
属名Dioscorea 紀元1世紀の自然科学者&医師Dioscoridesディオスコリデスの名前に因む 
(ディオスコリデスについて下記記事あり)
Dioscorides was Greek, he was born in Cilicia, an ancient state located in modern-day Turkey.
ディオスコリデスはギリシャ人で、現代のトルコに位置する古代国家キリキアに生まれた。

The Roman Empire had conquered much of the Western world in his day( the first century A.D.), and Dioscorides served in the Roman army of Nero as a physician. 彼の時代(紀元1世紀)にローマ帝国は西洋世界の多くを征服し、ディオスコリデスはネロのローマ帝国陸軍に医師として所属していた。
As a result of his wide travels, he was ableto collect the information that went into the materia medica.
広範囲の旅を通じて、彼は本草学に及ぶ知識・情報を収集することができた。


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