上:葉芽の展開前に雄花花序(蕾)が形成されている。
下:葉芽と花芽は同時に進行している。
ユズリハ (ユズリハ科 ユズリハ属 常緑小高木 雌雄異株 花期5月 果期10月) 雌雄異株であり、果実の生る木と生らない木がある。雄花序(蕾)は赤色の大きな楕円状の塊をしておりよく目立つ。赤い雄花の葯は花粉を放出し出すと銀白色になる。雌株は総状花序を形成し、苞が開くと雌花が現れる。2裂した柱頭の下に緑色の子房、その基部にフリルのような黄緑色の仮雄蕊(退化した雄蕊)がつく。
ユズリハの葉と冬芽と葉痕10-03-15 ユズリハの暗紫青の果実09-10-15