父と一緒に特急小江戸号を使って、羽田へ。空港や飛行機(Air Do)では、同じく旭川へと向かう五行歌人さんたちに、たくさん出会った。旭川ではJALを使ってきた人とも合流。みんなしてバスで旭川ターミナルホテルへ向った。
着いたらときは、ちょうど受付が始まるところだった。まだお昼を食べていなかったので、軽く受付の方に挨拶をしてから、父と二人で旭川ラーメンを食べた。ラーメンを食べながら、旅先から母に葉書を書くことを思いついて、さっそく昨日つくったオリジナル・ポストカードを使って母に葉書を書いた。
最初は、歌会に参加するつもりのなかった父だったが、三好さんや旭川の方々の心遣いで、小歌会に同席させていただくことができた。まったく初めてだったので、どんな感想をもつかわたし自身もどきどきしていたが、父は皆さんの熱意にとても感心していた。こんな形で五行歌を紹介することができて、とてもよかったと思った。
小歌会はしづくさんの司会でテキパキすすみ、1席はダントツで本郷歌会の方の作品だった。2席は3首あり、なんとわたしの歌がそのひとつになることができた。あまりウケないテーマだと思ったが他に歌ができず、入院中か自宅で療養していた間にメモしたもののひとつを推敲して、どうにかこうにか送った歌だったので、びっくり。とても嬉しかった。
しかも、小歌会のあと配られた作品集をみてみたら、わたしの歌が全体の5席になっていて、もっとびっくりした。大きな大会で表彰されるのは初めてで、壇の上にあがるのは恥ずかしかった。メダルと賞品を先生からいただいて、なんだかいつもと違う自分になってしまったような気がした。
その後の懇親会は、わたしだけが出席することにして、父は駅の近くにある地ビールの店にいくといって、さっさと行ってしまった。懇親会では、同じテーブルに熊本の方がいて、とてもにぎやか、楽しかった。とくべつに旭川ラーメンの屋台もあって、お昼に先走って旭川ラーメンを食べてしまったことをちょっと後悔した。
父の厳しい監視のため、懇親会終了後、即座に部屋に戻らなければならなかったけれど、病気になったにも関わらず旭川へ行き、たくさんの方にお会いできてとても楽しかった。父も感激していて、「来年の熊本へは、ママと行ったら?」と勧めてくれた。
作品もそんなに推敲したとは思えないほど迷いがない歌だと思います。またお会いしたいですね。どこかで
ほんとうにまたいつかお会いしたいですね。新潟にも行ってみたいと思っているのです。
歌は、一行目だけ少しだけ推敲しました。迷いがないですか。草壁先生は「ほとんど同じ考えだが、“引力”というところが違う」とコメントしてくださいました。わたしには引力がぴったりきました。とにかくうれしいです。
ありがとうございます。