うたのたまご

わたしの五行歌と、感じたことなど、きもちのままに。

秋空のように高く

2008-10-02 20:22:37 | 五行歌
今日は狭山歌会でした。
久しぶりに司会をして楽しかったです。
今日の歌は、ある方の追悼歌でした。
快晴の今日の空のように、志の高い方だったと思います。


ときには
頑ななほど
志の高いひとだった
そばにいると
心地よいひとだった


こころよりご冥福をお祈りもうしあげます。

視線の色

2008-10-02 19:54:46 | 五行歌
◆わたしの尊敬する方にも、五行歌のことを伺ってみました。
 視線の色というのは、初めて聞いたキーワードで、勉強になりました。


  歌のことを中枢にいらっしゃるひさこちゃんが、
 ましてや私のような出来ぬ者に聞くなんて、恥ずかしいかぎりです。

  私も悩んでいます。書けないから悩むのか、悩むから書けないのか。
 悩むといいながらこれもまたとても悩むなどといえた真剣さではないのです。

  夫々に目指す歌があるのかとおもいます。
 私にとっては、物をみつめる自分の視線の色が嫌味なく、
 くっきりと出せたらと思っているのです。
 がその視線の色こそが煮詰めねば出ない色合いです。
 私の色の濁りに嫌な自分をみて、落胆します。
 その連続なのでしょうか?

  巻頭に選ばれることを一つのものさしにしているのも、自分に自信がなく、
 なにが良い歌なのか解っていない証拠でしょう。
 わたしは私と、空をみたいのです。


◆最後の一文が胸にきました。“そら”と読むのでしょうか。
 “くう”でしょうか。また、お伺いしてみましょう。