時鳥れぽーと

このレポートは情報提供の一環であり、投資勧誘を目的に作成していません。最終的な投資判断は、ご自身の判断でお願いします。

8/24日(金) デイリーレポート

2007年08月24日 18時06分29秒 | デイリーレポート
l穀物
シカゴの大豆は大幅続伸。コーンベルト北部の洪水や南部の熱波が支援材料となりファンドの大量買いに11月限が868.00セント(21.00セント高)まで値を上昇させたが上昇一服したあとは一代高値を更新した小麦が反落に転じたことを嫌気して下押しされた。
コーンは総じて反落。小麦、大豆の急伸と輸出の好調に急伸したが、小麦が高値より急落したことから反落に転じテクニカル売りを誘いマイナスサイドまで地合いを弱めて引けた。
東京穀物NON-GMO大豆はシカゴ高と夜間取引の堅調などを受け続伸して始まった。その後も産地の天候プレミアムを期待する大衆の買いに上値を伸ばしたが終盤は週末での手じまい売りにやや下押しして引けた。
コーンはシカゴの小反落やや夜間取引の軟調を受けて、寄り付きは5月限を除き小幅続落で始まった。その後は為替が116円台に推移してたことや期近を主導とした地場筋のテクニカルな買いが今日も見られ地合いを強く、マイナスサイドよりプラスサイドになったが、大引けでは週末での利食い売りなどで期先2本は小幅反落となって引けた。
l石油
NY原油は反発。ドル安や世界の株式相場が回復しかけたことを支援材料された一方で原油在庫が予想外に急増したことが上値を押さえた。
東京市場はNY原油の反発や時間外取引が70ドル台をつけていることを好感した買いや買戻しに原油、製品ともに大幅続伸となって取引が始まった。その後は時間外取引が上げ幅を縮小して再び70ドルを割り込んだことや最近の地合い悪さが上値を重く戻り売りが先行し前引けあたりよりじり安状態となりガソリン灯油の上げ幅は大きく削り先限はマイナスサイドまで下押しして引けた。原油も大幅高よりやや縮小して引けた。
l貴金属
東京金はNY市場の反落と為替の円安にまちまちで始まった。その後は材料難で揉み合い商状となり前場は引けた。後場に入ってから為替の円が再び115円台に上昇したことやスポット価格の軟調に嫌気した売りと週末を前にした手じまい売りが加わって急落して引けた。