本日は、東京Non-GMO大豆の動きについて記しました。
強い地合いが継続している中、先週も大豆は需給面が好調なことやチャート面が上昇トレンドの中を背景に、大衆人気などが続いていることで堅調に推移しました。
これまで同様の支援材料として作付面積を大豆からコーンへシフトする見通しやブラジル北部が降雨に見舞われて収穫に遅れが見られたことなどから、大口ファンドが買い建玉の拡大していたこと。
さらにNY原油相場が節目の60ドル大台を突破したことやNY金相場でインフレの上昇などによる急騰も加わったことにより、この一週間のシカゴ相場の大豆は一代高値を3回更新し、東京市場でも上記の理由などにより新高値を更新しました。
それらを背景に、需給面などで買いやすい状態が継続しているが、これまで同様に押し目買いで上昇する場面や、急激な上げすぎ感による大幅な修正も考えられます。
結果、先週19日の先限寄り付き値はH49,350円から始まり、23日の先限は51,100円で終了し、東京Non-GMO大豆の2/16~2/23の引け値は△2,750円です。