お伽話 ~浦島太郎編~
配役……誰が何役かおわかりでしょうか。
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昔々、浦島太郎という漁師がいじめられていた一匹の亀を助けました。
亀は恩返しに、浦島を竜宮城へと連れて行きました。
亀 : ささ、親分。 着きましたぜ。
浦島 : おおっ。 ここが噂に聞く竜宮城か。 ずいぶん無機質な城だなぁ。
亀 : まぁまぁ。 中に . . . 本文を読む
ふはははははは!
ついにこのときが来たか!
ふむ。
まぁ、ハンサムで人望が厚く、全人類の憧れである俺様には当然の結果だがな。
麗華の奴、俺様にメロメロなのはわかっていたが、ずいぶん大胆になったものだ。
公式ブログで『プロポーズの言葉』を求めてくるとは。
まぁどうせ、あそこに集う濃いコメンテーターから募集をするのは
カモフラージュで、裏大賞と称して俺様のプロポーズを受けるということだろう。
何と言 . . . 本文を読む
もしもタクシードライバーだったら・・・~メガ吉川編~
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○その1○
(お客を乗せて、ドアを閉める)
メガ吉川1号 「いらっしゃいませ。 ドライバーの吉川です!
♪♪メガっ メガメガっ♪♪
(音楽とともに助手席に乗り込んでくる)
客 「な、なんだこのBGMは・・・。
メガ吉川2号 「いらっしゃいませ。 . . . 本文を読む
もしもタクシードライバーだったら・・・~BJ編~
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(お客を乗せて、ドアを閉める)
BJ「いっよぉぉーー!
(クラクション)ぷぁっぷぁっぷぁっぷぁっぷぁーん。
OK、お客さん、盛り上がってるかぁい?
客 「・・・は、はぁ・・・・・・。
BJ「おぅらーい、諸君。うちの車によく乗ってくれたぁ。 . . . 本文を読む
もしもタクシードライバーだったら・・・~麗華様編~
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(お客を乗せて、ドアを閉める)
麗華「こんにちは~。今日はどちらから?
客 「は?
麗華「どこから来たの~?
客 「え。あ・・いや、この近所ですが・・・。
麗華「んまぁ! クソ近いところからわざわざ・・・
・・・ああ、違うわね。
. . . 本文を読む
綾小路麗華に逢うため、
はるばるサイバーダインシステム社に乗り込んだディーコン。
だが、麗華は無常にもディーコンを不審人物として
サイバーダインシステム社から追放してしまった。
傷心の日々を送っていたディーコン。
そして、月の綺麗なある夜の出来事。
ディーコン「麗華さん。君は今日も美しい・・・」
麗 華 「うふふ。ありがと。 ねぇ、ディーコン。
あなたの頭もいつも . . . 本文を読む
もしも麗華様がファーストフードでバイトしていたら・・・
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麗華:いらっしゃいませ~。
今日はどこからきたの~?
お客:はぁ?
麗華:どこから来たのか聞いているのよ!
お客:・・・近所ですけど。
麗華:んまぁ! つまらないところから、わざわざありがとうございます。
ご注文はお決まりかしら?
お客:え、あ、 . . . 本文を読む
♪ あなたと行きたいことがある
♪ だから 水越え 時越えて
♪ あなたのところに やってきた
前回、麗華に待ちぼうけを喰らわされたディーコンは
麗華との温泉旅行を実現すべくウォーターワールドを脱出。
時空を越え、エリアを越えて、サイバーダインシステム社に潜入していた。
≪こんなことができるくらいなら、マリナーやヘレンにやられることはないし、ドライランドも簡単に . . . 本文を読む
この世界に突然現れた、君。
君はまるで、このウォーターワールドに咲いた
一輪のバラだ。
初めて君を見たとき、俺様の心はきゅんっと高鳴り
その美しさに目を奪われた。
この世界の住人どもは皆、ボロ布をつなぎ合わせたような
みすぼらしい格好しかしていない。
それに引き換え、麗華さん、君はどうだ。
真紅のコスチュームに、見事に結い上げた髪。
そして、これでもかとばかりに重ね塗り上げたメ . . . 本文を読む
綾小路麗華、サイバーダインシステムズ社 入社。
世界四大美女と言われている、否、言わせている美貌を
いかんなくアピールし、社の顔となる秘書室に配属。
さらに、上司の弱みを掴んで強引に・・・
もとい、能力の高さを認められ、OLの花形と言われる受付嬢を勤める。
「どこから来たの~?」
「え? なに? 聞こえないわよ」
「んまっ。わざわざ来るなんて、よっぽど暇なのね」
自身が納得す . . . 本文を読む