Obama Bows to Saudi King
オバマ大統領、サウジ国王に“おきて破り”のお辞儀?
2009年4月11日(土)18:41 【ワシントン=黒瀬悦成】読売
今月初めロンドンで開かれた主要20か国・地域(G20)金融サミットの場で、
オバマ米大統領がサウジアラビアのアブドラ国王の前で見せた、
深くお辞儀するようなしぐさをめぐり、米国内の保守勢力が
「米国の権威を損なう」と猛反発している。
米大統領は外交儀典上、外国元首に一切お辞儀してはならない
と定められており、波紋が広がりそうだ。 米テレビで放映され
問題になっているのは、1日にあった記念撮影に際してのシーン。
オバマ大統領がアブドラ国王の右手を両手で握り、
頭を90度近く下げてお辞儀しているように見える。
米ワシントン・タイムズ紙(7日付)は社説で、
「国王の支配下にある者が行うような振る舞いで、前代未聞だ」と
痛烈に批判した。大統領は英エリザベス女王と面会した際は
お辞儀をしなかった。
まるでアメリカの弱体化を
イメージさせるシーンとなった?