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なぜ松下幸之助氏は、松下政経塾を設立したのか

2011-10-21 00:22:18 | 宗教と政治

なぜ松下幸之助氏は、松下政経塾を設立したのか

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/34/83894c29b310aaec9fbfdf049235fed1.jpg[2011年10月19日(水)]
こぶな将人氏、ブログ転載

野田新政権が発足して、一ヶ月が経ちました。

私たち幸福実現党は、前菅直人政権に対して、
徹底的な批判を繰り広げ、この国難の深まりを
何とか阻止しなければならないと、デモや街宣などを
繰り広げてまいりました。

特に、地元の武蔵野市では、5月より毎月ように
デモを開催しました。こうした動きの中で、
与野党を問わず、菅直人氏には決してこれ以上
国政を託す訳にはいかないと、多くの国会議員が
危機感を抱くようになりました。

この結果、6月上旬に内閣不信任決議があり、
紆余曲折あったものの、ようやく、この
最大不幸政権は終止符を打つに至りました。

昨年の5月よりこの一年は、本当に国民の皆さんにとっては、
厳しかったと思います。

内憂外患と言いますが、文字どおり、外交では
尖閣問題が発生し、国内ではいうまでもな
大震災があり、さすがに、当初は期待された国民も
いい加減にして欲しい、と呆れる思いで、
菅直人という人物を見られたことと思います。

さて、そうしたあとに誕生した野田政権でありますので、
国民からは、菅直人氏が辞めたという事だけで、
野田さんへの評価をする声もあろうかと思います。

また、人物としてもあまり危険ではなく、
安心できそうなキャラクターをお持ちであるようです。

そうした結果、政権発足当初の支持率は
およそ50から60%という数字が出ました。

この数字を見る限り、日本国民はおおよそ
スタート時には高い支持率になることが分かります。

おそらく民主党の執行部では、2013年の衆参同日選挙に
あたり、国民に人気のあ、たとえば前原誠司氏あたりを
総理大臣に就けて戦うというイメージを持って
いるのでしょう。

実際には、どうなるのか、私たちは常在戦場の心で、
活動を展開しております。

さて、これだけの高い支持率を出している野田氏で
ありますが、実際にそれではどのような政治家
だったのか、ということについては、
ほとんど知られていない、という
印象をお持ちの方が多いと思います。

かく言う私も、政治の世界に関心を持ち続けて
きましたが、中々野田氏については、あまり
よく知らない事が多かったのですが、先般、

私たち幸福実現党より出版されました
「沈みゆく日本をどう救うのか(野田佳彦スピリチャル総合分析)」
で、この方の政治家としての本性が
明らかになっています。


詳細については、ぜひ、お読み頂きたいと
思いますが、今回は、私がこの書籍を読んで
理解した野田佳彦像についてお伝えしたいと思います。

まず、結論を申し上げると、大変残念ながら、
この方には、政治家として一体なにがしたいのか、
はっきりとしたイメージがなかったということが
わかりました。

確かに、民主党政権になり、鳩山、菅直人という
二人の政治家を見てもその通りなのですが、
一国の総理が国家のビジョンがなにもないという事は、
その国民を繁栄させる力は極めて薄いと言わざるを
得ません。

特に、現在のような国難という緊急事態の時に、
何をすればよいのか、ご自身ではなにもない、
という事については、私自身、完全にこの方に
騙された、という思いです。

さて、私自身『騙された』と申し上げましたが、
実は当初期待していた理由の一つが、この方は
『松下政経塾』の出身である、という事です。

松下政経塾は、日本人ではだれでも知っていた
経営の神様と称された松下幸之助氏が設立した
私塾です。

もちろん文部省への設立届を出したわけではなく、
松下幸之助氏の個人的な資産よって設立された私塾です。

今はPanasonicと社名を変更しましたが家電メーカー
として、日本を代表する大企業の設立者であった
松下氏がなぜ、こうした私塾を創ろうとしたのか、
それは単なるPRであったり、家電業界に有利な
法律を創ろうとしたわけではありません。

私は、現在43歳になりますが、小学生の頃、毎年
『長者番付』の第一位に毎年のように松下氏の
名前が載っていた事を思い出すのですが、この
長者番付とは、国税庁が発表する高額納税者の事です。

個人的には、よいネーミングだとおもいますが、
名前を出される立場にはたまったものではない事は
言うまでもありません。

特に松下氏の納税額は、 億円に登ったという事です。
特に、当時は『累進課税』の税率が厳しく、最高で
90%程度になったとの事で、通常、ここまで税率が
高くなると当然のように節税に走る事になりますが、
松下氏は、自身の哲学により基本的には個人と
しての節税はしなかったそうです。

しかし、その代わり、大変な危機感を抱いたのです。
それは、『このままでは、富裕層が日本からいなく
なってしまうのではないか』という事でありました。

要するに、これだけの酷税では、所得を搾り取られる
以上、日本ではなくより税金の安い海外に移転して
しまうのではないか、という危機感でありました。

そこで、一つのアイデアとして提唱したのが
『無税国家論』でありました。文字通り税金のない
国家であります。松下氏は、この政策を幾つかの
雑誌などに、掲載し、自らの考えを明らかにした上で、
この松下政経塾を設立したのです。

現在でも設立当時の雰囲気を感じることが、
書籍をよむと良くわかりますが、例えば『 』では、
塾の設立講話後の質疑応答の第一問目にすでにこの
テーマについて触れられています。そこで、松下氏は
やや謙遜しながらも『 研究して欲しい』と塾生の
方々に期待している事が伺えます。

そして、この志を受け継いだ塾生達が現在、
名国会議員として活躍をされています。

皆さんもご存知の前原誠司氏、原口一博氏、松原仁氏
などもそうですし、前杉並区長で和田中の藤原校長を
招聘した事でも知られる山田宏氏は、特に
『減税自治体』を提唱し、条例化をするところまで
実現しています。

ちなみに、私も青梅市議時代、リーマンショックで
恐慌になろうかという2009年の初頭、『住民税の減税』
について市議会一般質問で提案した事がありました。

そのときには、市役所の担当者からは、地方税法の
規定により不可能、との回答でありましたが、
山田区長、そして名古屋市の河村たかし氏の動きを
みると、決しておかしな提案ではなかったとおもいました。

さて、話がそれてしまいましたが、結論として、
松下幸之助氏は、無税国家を創るために松下政経塾
を作ったという事は、ご理解を頂いたと思います。
そして、今回、新総理になった野田新総理は、
紛れもなくこの一期生として卒塾をされているのです。

という事は、野田氏は、松下氏の『志』をしっかり
受け止めて、その思いを知った上で、政経塾に
入っているのです。そして、私たち幸福実現党は、
この松下氏の無税国家を一つの理想として、国作りを
進めて行きたいと思っておるのです。

ゆえに、私たちは、松下政経塾出身の代議士の
皆さんには、今後も期待して行きたいと思って
いますし、野田氏は民主党執行部のメンバーとして
活躍しているときから大きな期待をしていたのです。

ところが、菅内閣で財務大臣を務め始めてから、
突如と言ってもよいくらい『増税』をうちだしはじめ
ました。菅氏は、元々左翼の市民運動の活動家で
ありましたので、大きな政府→増税(民間企業いじめ)
という流れは、批判をしつつも、わかりますが、なぜ、
野田氏がこうした元々学んできた事から、180度異なる
事を主張するようになったのか、本当に理解にくるしむ
ものがありました。

その疑問に答えるのが今回、幸福実現党より
出版された『沈みゆく日本をどうすくうのか
(野田佳彦氏のスピリチュアル総合分析)』に
記載してあります。

この書籍は、野田氏の潜在意識に入り込み、
その本心を白日の元にさらすことになった、
ある意味非常に恐ろしい書籍であります。

ここで、なぜ野田氏は増税路線を提唱するように
なったのか。びっくりするような内容が明らかに
なったのですが、それは、まず野田氏にとっては
、無税国家はなんの信念でもなかったことだそう
です。

これには、呆れました。松下政経塾看板をしょって
いながらも、ほとんどご自身では、思っては
いなかったとのことでした。

さらに、増税を標榜したのは『官僚を味方に
つけるには増税がよい』という事だそうです。
これにも、呆れを通り越して、笑うしかありま
せんでした。

もし、増税をしたら日本経済はどうなるのか、
『全くわからない』という事でありました。

本来は、政権発足後100日間には、ルールがあって
新政権に対してあまり批判することは控える
そうですが、今は国難で、国家の危機的な状況
にあります。私たち幸福実現党としても、この
危機を乗り越えるためにも、直ちに批判を展開し、
決して増税路線を取ることを阻止しなければ
ならないと思います。

すでに、国会では、次年度予算で復興増税として
10兆円程度を考えているようです。
これが、具体化すると単純に2割程度増税
になる計算になりますが、97年の消費税の5%への
増税みても、この幅がいかに大きいのか来年の
増税は決して認めてはいけないとおもいます。

この事については、別に改めてアップして
参りたいと思います。

都内では、すでに街宣で増税路線に対して
大きな批判を展開しているとともに、来月早々には、
都内で多くの市民団体とも共同して、大規模な
デモ集会も予定しています。ぜひ、多くの皆さまの
ご理解をいただきますよう、
お願いいたします。
 
http://blog.canpan.info/kobuna/archive/1042#comments

 

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/86/2107654f9de10a749b1cb132ae16cba4.jpg


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