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安全はただでは手に入らない

2011-05-28 11:58:44 | 宗教と政治
安全はただでは手に入らない
 
 
本日は、三重5区の松山徹哉(まつやま・てつや)支部長より
「安全はただでは手に入らない」と題し、4回目
(最終回)のメッセージをお届け致します。
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【松山徹哉氏寄稿】

昨年9月の尖閣諸島沖中国漁船衝突事件では、いかに
国防に対して無策であったかを世界にさらけ出しました。

中国もロシアも今回の震災の救援活動を手伝っては
くれましたが、その一方で、震災後の3月26日と4月1日に
中国のヘリや航空機が、海上自衛隊の護衛艦に異常接近し、
挑発行為を繰り返しています。

ロシアも3月17、21、29日の3日間、「放射能の測定」と称して、
軍用機が日本領空に接近し、自衛隊機がいずれも緊急発進
しています。こうした事実をマスコミもほとんど報道しません。

今回の震災と同じように、ある日突然、尖閣諸島、もしくは
沖縄の離島が中国に占領される危険が非常に高いと言えます。

中国は、そこを足がかりにして既成事実を作り、日本占領を
着実に狙っているのです。左翼思想に洗脳されていない、
まともな識者であれば誰にも分かることです。

それに備えるのが「国防強化」であり、政府の一番大事な仕事です。

実際に、香港の『東方日報』紙は3月19日の論評で
「日本が大震災で混乱している機に乗じて、中国は尖閣諸島を奪取すべきだ」
と主張しています。

震災もそうですが、事が起こってからでは遅いのです。
「想定外でした」では絶対に済まされません。

日本人は「安全と水」はただで手に入ると思っているのです。
しかし、何事もなく、安全に暮らせるためには代償が必要です。

高い堤防が津波を防御し、鉄筋コンクリートが津波にも耐えるように、平時に
しっかり国防の備えを固めておかなければなりません。

民主党政権は、防衛費を削り、自衛隊を「暴力装置」だと蔑ろにして
きましたが、そのツケは恐ろしい現実となって返ってくる可能性があるのです。

防災も、国防も、いざという時のことを考えて、普段から準備して
おかねばならない最優先事項です。何と言っても人の命に関わって
いるのですから。

災害は突然やって来ます。
 
中国や北朝鮮のような侵略国家がある限り、
安全はただでは手に入らないのです。

松山 徹哉


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