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「素人」発言よりこちらが問題

2011-12-08 00:00:00 | 宗教と政治

「素人」発言よりこちらが問題

北野光夫氏、ブログ 転載
2011年12月6日 | Author kitano-k

一川防衛大臣の「詳細に知らない」発言が
問題になっています。

簡単に説明すると、参院復興特別委員会の場で、
95年の沖縄で起きた海兵隊員による少女暴行事件の
内容を知っているかとの質問に対し、
一川大臣が「詳細に知らない」と答弁したものです。

問題視されている理由は、沖縄の反基地感情・反米感情が
高まり、普天間移設問題の引き金ともなったと言われている、
この事件の詳細を、責任者である防衛大臣が知らないと
言ったからです。

 まあ、少なくとも、国会議員であれば、防衛大臣でなくても
知っていて当然だと思いますので、この批判は正当でしょう。

ただ私は、このときの答弁の前半部分の方が、さらに
問題だと思っております。

実はこのとき、95年の少女暴行事件の内容を知っているか
との質問に対して、「95年に少女が米軍から暴行を受けたもの
と認識している」と言っています。

しかし、これは明らかな間違いで、

暴行は米軍がしたものではなく、米軍の兵士個人(3名)が
行ったものです。

もっとも、悪意あるマスコミはこの事件の報道に
「米軍による少女暴行」と誤った書き方をあえてして
いましたので、イメージ的には米軍=危険という刷りこみが
なされてしまいましたが…。

 
質問をした佐藤議員もスルーしています
(佐藤議員も「米軍が」と言っていますので…)が、

個人が起こした事件を米軍そのものとこじつけて
危険視しているのが、今の沖縄反米感情の本質では
ないかと思います。

しかし、例えば、Aという企業の一社員が暴行事件を
起こしたからといって、A企業が暴行事件を起こしたとは
言わないでしょう。

また、社員が事件を起こしたからと言って、会社の製品や
その会社の事業が必要ないということにはならないでしょう。

全く次元の違う話です。

  
一川大臣には、個人の犯罪と米軍そのものとは
峻別して議論しないといけないという意識すら
ないのでしょう。

一連の発言からは、単なる失言の問題ではなく、


日本の防衛のために何をすべきかということに、
全く意識がいっていないことが感じ取れます。

仕事をする意識のない大臣は、簡単に官僚に
丸めこまれます。

大臣の椅子の心地よさだけを感じている、
「なんちゃって防衛大臣」ですね。

国防の危機が迫るときには、こういう大臣は
百害あって一利なしです。

野田総理もこの人が適材であると本当に考えて
いるようなら、総理自身が適材ではないと言わざるを
得ないですね。  

kitano
http://kitano-mitsuo.com/blog/2011/1200.html


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