映画のこと、口撃のこと
20xx/0x/17(Su)
Subject: Re
映画のことから報告します。
去年、最初の暴力を受け、肋骨にヒビが入り、
会社を二週間ほど休んでいた頃だと思います。
いや、2度目の暴力の後かもしれません。
ここネットカフェでは調べようもありませんが、
いずれにしても、なんとも気が晴れず、新聞の映画評を頼りに
話題のウエスタンを観に行きました。
ところが映画は類型的であまりおもしろくありませんでした。
しかし今になって考えれば、鑑賞の目的が家から逃げていたい
一心ですから、それも当然だったと分かるのです。
今回は違いました。
先生のご指摘どおり、心のどこかに余裕が生れてきているのだと
感じています。
それと身体に傷を負ってない(やはり2度目ではありません、
目をやられて映画どころではなかったはず)ことがおおきいと
思います。
タイトルは「ミッドナイト・イン・パリ」
アメリカの脚本家が憧れの1920年代のパリにタイムスリップする
物語です。そこで出会った女性と、もっと昔のパリに紛れ込んでしまいます。
彼女はその時代こそがパリの文化の華だと言って、そこに残ると宣言します。
主人公はようやく、「今を生きる」意味に気づきます。
この映画で「ああー」と息子の心象風景を垣間見ているような錯覚を起こしました。
(自分の人生で最高の幸せを感じた一瞬に、戻りたい)
息子はこれにがんじがらめに囚われているのです。
今日は午前6時出社でした。明日でも、続きをお送りします。
それを自分で表現できているのが素晴らしいですね。