1ヶ月ほど前、なにか映画が観たくて何の気なしに棚からDVDを2枚選んで、でもなんだかんだで観ずじまいでテレビの脇に置いたままほったらかしていた。
昨夜、ふと気がついてその2枚のDVDを手にとると、1枚目は「The Rock」で、2枚目が「Dr. No」だった。
それすらまったく忘れていたのだが、なんだ😳両方「ショーン・コネリー」じゃないか。
そうか、もう「007 スペクター」がやってるんだっけ⁉️
ってことで、予習の意味を込めて「Dr. No」を選んで何年ぶりかで観た。
1963年の日本公開時の邦題は「007は殺しの番号」。
「ダブル・オー・セブン」なんていわない、昭和の良い子は「ゼロ・ゼロ・セブン」さ。
言わずと知れた「ショーン・コネリー」主演の「007」シリーズ映画化第1作。
「STAR WARS」といえば「ジョン・ウィリアムズ」のテーマ曲‼️と同じように、「007」といったら「ジョン・バリー」のテーマ曲‼️からはじまらなきゃ。
しかし最近のド派手なオープニングのアクションはまったくなくて、のんびりした出だしで、それでも今日まで続く「007」のお約束はここから始まるのだ。
「ショーン・コネリー」のお顔ときたら、「サンダーバード」のお人形さんですか❓ちゅうぐらいにまんま英国人まるだし、ニヤけてスケベで、様になる「ボンド」の原点。
「テレンス・ヤング」の演出もいま観るとおマヌケなぐらいに穏やかで能天気。
だってせっかくの「ワルサーPPK」がいきなり「FN ブローニング」になっちゃったり、放射能で被爆してるのにサービスカットのシャワーシーンでOKとか、いまじゃありえねー!(◎_◎;)シーンがいっぱい。
でも「ボンド」と同じく「スペクター」 ( SPecial Executive for Counter-Intelligence, Terrorism, Revenge, and Extortion = 防諜・テロ・報復・恐喝を目的とする特別執行機関)の存在も初お目見えで、「ボンド」は「スペクター」
の幹部「Dr. No」に見初められちゃう。
むかーしむかし観たときよりも今じゃ余計な知識があるから、いろんなところでニヤッとしながら観ていると、
あっ !!
囚われた「ボンド」が通気口か排水孔を脱出するシーンは、ここ数日み続けていた悪夢のワンシーン、誰かから、何かから逃げているところとそっくりじゃないか‼️
そう、これこれ、こんな感じの狭いパイプの中を這いずって逃げてる悪夢なのだと、唖然としながら観続けた。
潜在意識の中でこのシーンを記憶していたのか、はたまた「007」が呼んだのか❓
「007は正夢の番号」ならぬ、「0058はポンコツオヤジの番号」なのか😆
「007 スペクター」を観ようと思っているのなら、「Dr. No」も観てその違いを楽しむがいいのだ‼️ちゃん、ちゃん。
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