2年前師匠と鹿児島マラソンを走った後、天文館の焼酎BARで地元の年寄りが昔から飲んでいるような芋臭~いのがないかと聞いたら、おしえてくれてメモしたのが西郷どんの愛犬の名を冠した「ツン」という芋焼酎。
でも残念ながらその焼酎年1回の限定らしく、その店にはなかった。
その時これも旨いですよと出してくれたのが今店にも置いてある「さつま 寿」。
杜氏さん曰く、お湯割りが旨い焼酎はどういう風に飲んでも旨いとのこと。
で、「さつま 寿」をお湯割り、ロック、ストレートと三通りの飲み方で味わい、さらにあと数種類飲みまくって記憶をなくした。
記憶をなくしメモもなくし、それからずっと忘れていたのだ。
しかし「投げちゃん」からもらった「ワスノン」なんぞ飲まなくても、自力で2年経って思い出した。
昔ながらの芋くっさ~い芋焼酎、上野の西郷どんの銅像と一緒にいる愛犬の名前「ツン」ついに入手👍
この「ツン」、熟成焼酎「七夕」で知られる鹿児島県いちき串木野市にある「田崎酒造」が積極的に表に出さず、年1回特約店限定で出している新焼酎なのだ。
蔵の伝統は芋臭さを抑え、スマートで飲みやすい熟成焼酎なのだが、杜氏さんは自分が飲みたい昔ながらの芋臭い焼酎も作りたかったそうで、毎年同じ品質の蒸留酒を出荷するための原種のブレンドという作業をせず、仕込んだ年ごとに味が変わるという。
つまり毎年味が動いているので、去年と味が違うとクレームの対象になりかねない。
だからその特徴を理解する対面販売の酒販店にしか置いていないのだそうな。
いや~、いいっすねぇ😆
霧島酒造みたいに完全にコンピューター管理して味が変わらないというのも道理だけれど、500年前から手作りしている焼酎だからこそちょっとずつの味の変化も醍醐味とも言える。
待ちに待った芋臭い焼酎「ツン」、今夜より登場。
あー、早く味見したいヨゥ。
最新の画像もっと見る
最近の「mog夜話」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事