嗚呼、入院・・・

さすがに腹がへった・・・。

丸４日食べてなきゃ、ポンコツがさらにヘタるのも無理もないだろう。

誰かのイビキがうるせぇなあとイアフォンを外してみれば、それは自分の腹の虫が盛大に泣いていたのだった。

切ない気持ちで時間をみたら、まだ明けきらぬ午前４時。

14階の窓からまばらな街灯りを眺めて、思わずため息がでた。



７月２９日、朝起きたらなんとなく腹が重く怪しい感じだったので、もしものことを考えて身綺麗にしとこうとシャワーを浴びた。

身体を洗っているそばからグイグイと、みぞおちから腰にかけて痛みの前ぶれがわき出てきた。

これはヤバイと手ばやく身体を拭いて着替えた途端、強烈なボディブローに襲われ這いつくばった。

二日ぶりに喰らった激痛にうめき声が出、かあちゃんが立ちすくんだ。

いやぁ～な汗が噴き出しながら苦しみつつも、抽斗から診察券を取り出し電話するようかあちゃんに渡す。

つい先週、緊急で外来に行って、尿・血液・心電図・レントゲンをとり検査してもらって原因不明と突っ返されたばかりだったが、二度目となりゃ話ははやく、次回痛み出したら今度は救急車できて下さいということで、病院の次に迷わず１１９番へ電話した。

そうしているうちにも痛みは増し、チェストバスターが今にも腹を食い破って顔をだしそうで七転八倒‼


慌ててかあちゃんがとりあえずの物を用意しているところへ電話,ハアハア喘ぎながら受話器を取ると隅田消防隊。

住所や名前や状態を聞かれるので喘ぎながら答えると、このリアル感が伝わったのだろうすぐに伺いますと電話が切れて、その数分後にサイレンが近ずいてきた。

二階から担架で下ろされるのはカッチョ悪いから、玄関まで出て救急隊をお出迎え。

通りまで歩いてストレッチャーに乗せられ、救急車にライドオン👌

出発時間は１２時３０分、高らかにサイレン鳴らして信号を蹴散らして秋葉原の三井記念病院の救急外来に到着したのは１２時５０分、さすが緊急自動車わずか２０分で到着したぜぃ😆ー

しかしストレッチャーに寝かされ血圧を計られ、腹の痛みと車の揺れで乗り心地はよろしくなかったが・・・。


で、救急外来でひと通りの検査を受け、痛い動脈注射をされ点滴をつけられているうちに痛みはスゥ～ッと消えてしまった。

そしてまたしても原因わからず???

だが🤢

腎臓の数値が昨年緊急入院した時と同じレベルまで悪化して、下痢が続いたせいか今度は脱水症状が出ていてこのまま帰宅させられる状態じゃないと告げられた。

・・・ということで、またしても緊急入院😱


７月２７日の土曜日は店を開けたものの腹の調子が悪く、とてもお客様の前に立てないとテイクアウトのみの営業にしたが、それも後半から立っていられずかあちゃんまかせて二階で横になっていた。

その前の晩から食べておらず入院初日も絶食、体重は５０㎏になりもはや腹の虫も断末魔。

加えてデリケートなガラスの60代は窓際の差額ベッドでもぜんぜん眠れず、その顔たるや老年ゾンビだ🤖



７月３１日、世間は猛暑らしいが病院内は涼しく、昼からやっとお粥が出てひと息つけた。

しかし左手はずっと点滴、胸には２４時間モニターの心電計をつけられ、離れた検査室に行くときは車椅子に乗せられ、朝から血を取られ、CT検査でも疑わしき結石は見つからず、とりあえずの所見は腸炎＆慢性腎不全。

今のところ数値はあんまり良くなっていないので今後のことはなんとも言えないけれど、療養計画書では入院期間が二週間ということだ😞


明日から店はかあちゃんひとりで、テイクアウトのみの営業になります。

とりあえずお知らせまで🙇🏻🙇🏻