例えば、おサイフケータイの機能が搭載されなかったり、歩数計の機能がないことだ。
手ぶらでジョギングに行っても、おサイフケータイで飲み物が買えたのに、iPhoneにしてからはカードや小銭を持ち歩かなければならなくなった。
しかしまあこれは、カードが収納できるケースでなんとか対応できるからまだいい。
もっと残念なのは、こんなに便利でGPSも加速度センサも付いてるっちゅうのに、歩数計の機能がないのだ。
もちろん無料・有料の歩数計アプリはあるが、何にも意識しないでバックグラウンドで動作するアプリはない。
どれもいちいちアプリを起動して、スタートボタンを押さなきゃならないので、さぁ歩きまっせ~と構えなきゃならないのが不便だ。
以前の携帯は最初から歩数計が組み込まれていて、Run&WalkでGPS計測したものと比べてもそれほど精度に差がないくらいだったし、まったく意識せずに歩数をカウント出来たので良かった。
仕方がないから、電池が切れたまま放置していたTANITAの歩数計に、新しい電池を入れてふたたび使うことにした。
これはまだ走るなんてこれっぽっちも思っていなかった4年ほど前に、体組成計と血圧計とセットで購入したもので、USB端子の付いたリレーキーというメモリーにワイヤレスでデータを送り、それをパソコンに挿せば自動的にTANITAの「からだカルテ」というサイトに飛んで、さまざまなからだデータを記録してグラフ化したり、健康管理に役立てるというシステムだ。
2年ぐらいは毎日せっせと記録していたが、走り出したら歩数計に余り出番はなくなり、携帯やGPSウォッチにその役目を奪われて眠っていたというわけだ。
まさか最新のiPhoneになって、この歩数計の出番が訪れるとは思わなかった。
しかしあるんだから使わないともったいないし、小さいからどこにでも収まるので、これからはまた愛用しようと思う。
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