「キャラリーマン」というすばらしい造語の作者、M・M姉妹のおねぇ様は「天然」なエピソードを時々披露してくれる。
ある日旦那さん(この時点では“おちょこくん”というニックネームはついていなかったのですなぁ)とご飯を食べに行った時のこと、お店のテレビで古い日活のアクション映画をやっていたらしい。
ソフト帽にたぷっとした背広の登場人物(宍戸錠だったらしい)があるお店に入って行くシーンを見た彼女は、
「この映画、寅さん?」
と、無邪気に発言したとか。
帽子にゆったりめの背広=寅さん、という擦り込みはまさに天然。
愛すべきキャラですな。
そんな話を聞きながら、ふと疑問が生じた。
日活アクション映画のスターには、それぞれニックネームがついているのだが、
宍戸錠=エースのジョー。
石原裕次郎=タフガイ。
小林旭=マイトガイ。
赤木圭一郎=????・・・。
あれれ、思い出せない。
トニー=赤木圭一郎は何ガイだったっけ?
「アカガイ」や「ツブガイ」でないことは確かだ。
「ソウテイガイ」や「アンコクガイ」でもありえない。
いやはや、薄っぺらであやふやなオヤジの知識が、図らずもM・M姉妹のお姉ちゃんの「寅さん」発言から暴露されてしまった。
さらに追い打ちをかける質問が、別のカップルから・・・。
「納豆の起源っていつですか ? 」
おいおい、ワシは「マンガ始めて物語り」でも、「物知り博士」でもないぞぃ。
ただの納豆好きで生ビール好きの、お好み焼き屋のおっさんにすぎないのですよ。
いい歳をして「知らない」ことを突きつけられ、ぐうの音も出ない。
くそう。
この悔しさをバネに、よりいっそうほら吹きに磨きをかけてやる。
その時まで、若者よ、せいぜい楽しむがよい。
やっぱり。
奥様、「こちょこちゃん」ママ。
あなたは間違いなく「日本天然党」員でありますな。
3年前からあなたが「日本天然党」のメンバーだということを、オヤジは察知していたのですよ。
そして旦那、「おちょこくん」よ、アンタは対抗勢力の「まえでる党」の見習いですな。
両名とも今後いっそうの精進をし、“孫”の「こちょこちゃん」を一丁前に育てて頂きたい。
かっちょいい トニー ! 電光石火の男 !!
【付録】
納豆の起源 → 「全国納豆協同組合連合会 納豆PRセンター」のHPより
納豆の誕生にはさまざまな説がありますが、いずれにしても「煮豆」と「藁」の出会いがきっかけだったと考えられています。
弥生時代から、日本には大豆も藁もあったことから(藁は竪穴住居に敷き詰められていた)、この時代にはすでに納豆が食べられていた可能性があります。
記録に出てくるものとしては、藤原明衡の『新猿楽記』(1286年)に、好きな食べ物の一つとして「塩辛納豆」が記載されているのが最初のようです。
若者よ、疑問があったら、サクッ、サクとネットで調べなさい。
おっさんの手を煩わせるな !
ちなみに当店のメニュー「ねばりがち」の、試作時のネーミングは「バーバー納豆」だったのですが、あの男を調子こかせるだけなので上記のように変更したという経緯があります。
うまうまちゃんです
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