お好み夜話-Ver2

終わりの始まりへ

1978年6月、まだマリオンとなる前の日劇で、かぶりつきで夜空を見上げるようにして視界いっぱいに迫るスターデストロイヤーを目の当たりにしたのは41年前。

我を忘れて映画にのめり込めたあの頃、二度目は後ろの席に移動して観た。

シネコンなどというシステムがなかったから、朝から晩まで劇場に浸っていても大丈夫だった時代、エポックメーキングな感動をもたらした映画がスターウォーズだった。

とはいえ、「エピソード6/ジェダイの帰還」で終わっていてもよかったのに、離婚してスッカラカンになったルーカスが1から始めたものだから焼け木杭に火がついちまったのだ。

こうなったら製作が夢の国に移ろうとも、仕舞いまで付き合ってやろうじゃないかとここまで来ちゃった。


7、8とオマージュ満載でファン目線な展開にいささか興醒めな感じではあるが、スカイウォーカー家のサーガを見届けるまでは死ねるかとこの1年、あっ(@_@)ちゅう間であった。

「最後のジェダイ」は公開前日の深夜に「マミちゃん」と‘観に行き、彼女がポロポロ泣きながら「クソ映画」と罵ったのに肯きはしたが、DVDはコレクションして予習もした。

そして先日彼女と天王洲アイルの寺田倉庫で行われている「スターウォーズ アイデンティティーズ: エキシビジョン」も観てきた。

映画で使われた衣装から小道具・模型がこれでもかと展示してあり、なかなか興味深く楽しめた。

「ボバ・フェット」の衣装もトルーパーのヘルメットも細かい所までわかる。

スターデストロイヤーの模型はモグランポの鉄板よりデカい‼

エピソード1で「クワイ=ガン・ジン」が「アナキン」の「ミディ=クロリアン」を採取して送信した装置、マニアックだがその辺の機械のパーツを組み合わせたようなチープな作り、素敵。

そしてダースベイダーのヘルメットの内側も同様、意味もなく歯車があっったりして素敵。

「デヴィッド・プラウズ」の初期のベイダー衣装、いいねぇナチのヘルメットみたいだ。

ガンバレ、スタッフっていうイラスト。



ということで年末はスターウォーズで〆だ。

一足先に観た「マミちゃん」から,言いたいことは多々あるが泣いて疲れた、とメールがきた。

明日、観てくる👍


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